車とバイク、もし片方だけ所有するならどっちがいいんでしょうか。
それぞれの長所短所をまとめました。
記事後半ではそれぞれの比較表をまとめているので、面倒くさい人はそこだけ見ればOKです^^
車のメリット
まずは車がバイクと比べて上回るメリットから。
囲われているため安心感がある
車はバイクと違い完全にまわりが囲われているため、ある程度プライベートがあり、自分の部屋にいるような安心感があります。
恋人とのデートや家族での買い物なんかには最適ですね。
多少の事故なら、中の人は無事であることが多い
バイクでは即死につながる追突でも、車ならちょっと車が傷つく程度で済みます。
高い車ほど頑丈にできていて、結構なスピードでぶつかっても中の人は無傷というケースも多いようです。
バイクだと車とぶつかったら大怪我はほぼ確実だよね
音楽が聴ける
バイクでも音楽は一応聴けます。
ただしエンジン音でいくらかかき消されてしまうため、車ほどいい音質は期待できません。
特に高速道路だと風切り音もあいまって音楽が聴こえづらくなりますね。
車の場合はオーディオも充実してて、音楽を聴きながらドライブするのが楽しいです。
車内で歌える
車内はある程度防音になってるので、歌いながら運転する人もけっこう多いのではないでしょうか。
僕はバイクに乗っている時でも楽しくて歌ったりすることがありますが、実はあれ通行人に丸聞こえらしいです。
歌うんだったら車の方が安全ですね。
あれ聞こえたら恥ずかしいよなぁ。。
冷暖房がある
夏は冷房、冬は暖房。
暑さも寒さもダイレクトに影響を受けるバイクと比べたら最高ですね。
荷物をたくさん載せられる
荷物をたくさん載せられるので買い物をするにも、旅行に行くにも便利ですね。
バイクでも乗せようと思えばある程度の荷物は載せられますが、設置するのがめんどくさかったりします。
人もたくさん乗せられる
自分だけでなく彼女や家族なども乗せられるのも車のメリットですね。
バイクだと最高でも自分を含めて二人まで(しかも危険が伴う)。
家族持ちにはこれは大きなメリットではないでしょうか。
ぼっちの俺には関係ないな
車のデメリット
続いて車とバイクを比べたときの車のデメリットです。
購入費用が高い
一般的にバイクと比べ車の方が購入費用は高いです。
ある調査によると車の平均購入費用は200万前後だとか。
バイクだと200万って言ったらけっこうな高級車ですね。
燃費が高い
車の平均燃費は、車種にもよりますが、1ℓあたり10km程度走れるといわれています。
バイクだと1ℓで20km以上走れるものがほとんどなので、車はバイクの倍近くガソリン代がかかることになります。
俺の愛車のVT400sは平均25km/ℓぐらい走るぜ
税金が高い
車には自動車税、重量税というものがあり、自動車税は約年間3~10万程度(軽自動車は約1万)。
さらに重量税が年間約5千~2万程度とされています(大まかな数字で個人差あり)。
けっこうでかい金額をとられてしまいますね。
この金額だけで安い原付なら買えちゃいます。
バイクなら数千円で済むからね
駐車料金がかかる
自宅に車庫があれば別ですが、そうでない場合は毎月駐車場代がかかることもあります。
だいたい1万円前後のところが多いですね。
またスーパーなどの買い物で駐車する場合にも駐車料金がかかることが多いです。
渋滞に弱い
渋滞にはまってしまうと、下手したら自転車のほうが速いなんてことも結構あります。
僕は神奈川県民なのですが、どこ行っても渋滞ばっかりでほんと嫌になりますね。
他の県はもう少しマシなのかもしれませんが。。
東京は車で走る気にはならんな
死角が多い
車はバイクに比べて死角が多いので、実はバイクより事故を起こしやすかったりします。
特に駐車場は事故が起きやすいポイントですね。
また駐車時のバックも初心者のうちはなかなか怖いでしょう。
アクセルとブレーキを間違える可能性がある
アクセルとブレーキがすぐ隣にあるので間違える可能性があります。
これは高齢者だけの現象に思われがちですが、実際には若いドライバーでもこういう事故は多いんですよね。
一方バイクだとアクセルとブレーキは全然違う操作なのでほぼ間違えようがないです。
バイクのメリット
続いてバイクと車を比較したときにバイクが上回るメリット。
操作が楽しい
バイクは“操作が楽しい”というのが大きいですね。
自分の動きとバイクの動きが一体化しているので、ただ運転しているだけでも楽しいものです。
とくに、マニュアル車の場合はギア操作が加わるので、楽しさは増します。
購入費用が安い
バイクは車と比べると比較的手が出しやすい価格になっています。
とくに原付なんかだと10万前後で購入できるので、高校生や大学生でもちょっとバイトを頑張れば買える金額ですね。
免許も原付だと1日で取れるので(取得費は10,000円もかからない)、学生やお金のない人にやさしいです。
今乗ってるバイクは諸費用込みで50万ちょいぐらいだったね
燃費が安い
車の場合、一般的にガソリン1ℓで10km程度走ると言われています。
一方でバイクの場合は1ℓで20km以上走れるものが多いです。
燃費が車の半分以下になるという事ですね。
とくに燃費がいいと言われる原付だと1ℓでなんと50km以上も走れたりします。
頻繁に使う人だと燃費もばかにならんよね
駐車料金が安い
車と比べて駐車料金が安い場合が多いです。
自転車と同じように駐輪場に停めていい場合もあるし、中にはバイク専用の無料駐車場があるところもあります。
渋滞をある程度回避できる
バイクは車体が小さいため、車の横を通り抜けることも可能です。
僕はすり抜けはあまりしない派ですが、渋滞の程度によってはすり抜けをすることもあります。
ただし車が走行している時に横をすり抜けていくのは危険なので(やってる人は多いですが)、信号で車が停止している時に慎重に行います。
細い道のすれ違いも余裕
車ではすれ違えないような細い道もバイクなら簡単に通れます。
もっとバイクが普及すれば渋滞も少なくなるのになぁ。。
Uターンも楽にできるから道を間違えても安心だね
加害者になりにくい
バイクは車よりも加害者になりにくいです。
理由の一つは車体の小ささ。
車ではぶつかってしまう状況でもバイクなら避けることが可能だったりしますからね。
もう一つの理由は視界の広さ。
バイクは車より死角が少なく視界が広いため、事前に危険を察知しやすいです。
バイクは危険に思われますが、実はバイクのほうが事故は起こしづらいんですよね。
ただ事故にあった時のダメージはバイクのほうがはるかにデカいですが。
バイクで事故起こしてる人の大半はスピードの出し過ぎだからね
かっこいい
上でいろいろ述べてきましたが、ぶっちゃけバイクに乗るなら
「かっこいい」
という理由さえあれば十分です。
まあ中には車のほうがかっこいいという人もいるかもしれませんが、僕はバイクが好きなのでバイクのほうがかっこいいと思います。
すみません、ただの僕の好みの問題です。
まあ結局これにつきるよね
バイクのデメリット
つづいて車とバイクを比較したときのバイクのデメリットです。
雨が降るとめんどくさい
雨が降るとカッパを着なくてはいけないのでめんどくさいです。
目的地に着いてから脱ぐのがまためんどくさいんですよね。
脱いで、ふいて、しまって、っていう。。
また、スリップの確率が高くなったり、ヘルメットが雨で見えづらくなったりとデメリットだらけです。
雨が降ったらバイクの運転はしないという人もいるぐらいです。
雨降った時のテンションの下がり様はすごいね
夏は暑いし冬は寒い
夏は日差しをもろに浴びて死にそうになります。
ただ、ある程度のスピードで走っている時は風がめっちゃ気持ちいいですネ。
逆に冬は体がふるえるほど寒いです。
ただ最近では電熱ウェアという超便利アイテムがあるので、実はそれほど寒さを感じずに走行することが可能です。
冬は寒さよりも、凍結の方がやっかいですね。
冬は行ける場所が限られてくるね
事故に合ったときの怪我率がヤバい
バイクは周りが囲われていないため、事故に合ったら大ダメージを受けてしまう可能性が高いです。
下手したら死に至ることも・・・。
ですが、プロテクターを付けることによって、ダメージをある程度軽減できます。
僕もプロテクターに命を救われたことがあるね
あおられやすい(気がする)
バイクに乗っていると車からあおられることが多い気がします。
とくに原付のような小さい車体のバイクに乗っているとその可能性は高くなりますね。
髪型が崩れる
ヘルメットをかぶらなくてはならないため、髪型がつぶれてしまいます。
これはどうしようもないことですが、どうしても気になる人はバイクから降りたらトイレなどに行って髪型を整えましょう。
以下で紹介してるようにキャップなどの帽子を携帯するのもいいね
基本的に一人乗り
一応、自分を含めて二人まで乗れますが、二人乗りは正直けっこう危ないです。
一人でも転ぶことがあるのに、彼女を乗せて走るのは正直ムリですね(いないけど)。
一度だけ見ず知らずの酔っぱらいに無理矢理うしろに乗られてタクシー代わりにされたことがありますが、そのときは違う意味で怖かったです。
中にはバイクを嫌う人も
車を運転する人の中にはなぜかバイクを目の敵している人もたまにいます。
中には幅寄せをしてきたり、無理矢理抜かそうとしてくる危険なドライバーも。
まあ、先に行かせるなどして相手にしないようにすれば大した問題ではありません。
バイクと車どっちがいいか比較した表
結局バイクと車どっちがいいのか?
以下の表にそれぞれのメリットデメリットをまとめました。
まずは車とバイクのメリットの比較表。
続いて車とバイクのデメリットを比較した表。
車とバイクのどっちがいいかは、それぞれの価値観によって異なります。
とくに「車とバイクのどっちが楽しいか?」という話では個人の趣味が大きく影響してきますからね。
「とにかく安い乗り物を所有したい!」という方は、
- バイクの中でもっとも安い原付
- 原付の身軽さを維持しつつスピードを増した原付二種
を検討してみるのも良いでしょう。