あなたはバイクですり抜けをする派でしょうか?
それともすり抜けしない派でしょうか?
賛否両論あると思いますが、
僕はあまりバイクでのすり抜けはしない派です。
でもすり抜けをしないと
後ろのドライバーから邪魔に思われてるんじゃないか?
と不安になることもありますよね。
今回の記事では以下について話します。
- すり抜けをしないバイクは邪魔なのか?
- すり抜けはした方がいいのか?
- すり抜けをしない人はなぜしないのか?
- やむなくすり抜けをする場面
すり抜けをしないバイクは車から見たら邪魔?
すり抜けをしないバイクは車から見たら邪魔なのでしょうか?
答えはYESでもありNOでもあります。
確かにバイクが前を走っていると邪魔に思うドライバーは一定数います。
また邪魔とは思わないまでも、
- 前にいると転びそうで怖い
- なんとなく走りづらい
というドライバーもいるでしょう。
車側からしたらバイクはすり抜けをした方がいいの?
車側からしたら
「バイクはすり抜けをしてさっさと前に行ってほしい」
という意見もたまに目にします。
しかし逆に
「すり抜けは危ないからやめろ」
「すり抜けはマナー違反だ」
というドライバーが多いのも事実です。
僕らバイク側からすると「どっちなんだよ!」って感じですよね。
でも冷静になって考えてみれば、すり抜けしないバイクは何も悪いことをしていません。
なのですり抜けをせず堂々と車列に並んでいて問題ないでしょう。
邪魔だと思う人間がいるとすれば、それはその人の運転テクニックが未熟であり、器が小さいだけの話です。
僕がバイクであまりすり抜けをしない理由
冒頭でも述べたように、ボクは基本的にすり抜けはしない派です。
なぜすり抜けをしないかというと以下の理由があります。
危ない
そもそもすり抜けは事故につながりやすいので、なるべくやらないに越したことはありません。
走行中のすり抜けはもちろんですが、信号待ちで停止している時でも絶対に安全とは言い切れません。
たとえば
- 車の間から歩行者が飛び出してくる
- 車のドアをいきなり開けて出てくる
- 道路のヒビや落下物などでスリップし、車にぶつかってしまう
など予想外のトラブルがバイクのすり抜けにはつきものです。
ドライバーを不快にさせる気がする
さきほども述べましたがバイクのすり抜けをよく思わないドライバーも多いです。
バイク以外でも列に並んでていきなり前に割り込まれたら、あまりいい気分はしないですよね。
中にはすり抜けされたことに腹を立て、幅寄せしたり強引に追い越してくるドライバーも珍しくありません。
特に急いでない
僕の場合、それほど急いで目的地に着きたいことがあまりないので、
そもそもすり抜けをする必要性がないというのもあります。
一回すり抜けしたらやめるタイミングに困る
基本的にはすり抜けをしませんが、あまりに前を走ってる車が遅い場合、信号停止時にまわりに気を付けながらすり抜けを行うことはあります。
ただしその車だけ抜いて前に割り込むというのも、なんとなくやりづらいんですよね。
抜かれたドライバー側からしたら、自分1台だけ抜かれて前を走られるなんて不快だろうから。
で、そうやってすり抜けていくと止まるタイミングがなくなっちゃうんですよ。
「俺の前に割り込んで止まるなよ」
と思われそうで。。
まあこれは人の目を気にしすぎる性格のせいかもしれません。
僕がすり抜けを行う場面
以上のように、全くすり抜けをしないわけではなく、状況によってはすり抜けをすることもあります。
たとえば以下のような状況ですね。
渋滞がひどい
渋滞がひどいときは周りの安全を確かめたうえですり抜けをすることもあります。
ひどい渋滞だと普段20分で行けるところに1時間ぐらいかかったりする場面もありますし。
とくに夏場なんかは渋滞に付き合ってたら熱中症になっちゃう危険もありますからね。
前の車が危険な運転をしてる
前の車がふらついていたり、今にも事故を起こしそうな場合、信号待ちなどのタイミングですり抜けをして先に行くこともあります。
危うきには近寄らないのがベターですからね。
後ろの車の車間がやたら近い
あおってきてるのか車間感覚が悪いのか分かりませんが、やたら車間が近い車が後ろにいると気分が悪いし危険でもあります。
とくにバイクの場合、追突なんかされた日には一発で死ぬ可能性がありますからね。
こういった場合は前の車をすり抜けてその車から離れるか、あるいはその危険な車を先に行かせるようにします。
前の車がデカすぎて前方が見えない
前の車がデカすぎて前が見えないと、信号が赤になってても気づかなかったりするのでけっこう危ないです。
かといって信号が見えるまで車間を取るとなると、かなりスペースが開いてしまい、後ろの車からあおられたりします。
こういった場合はすり抜けをして前に出ることもあります。
バイクですり抜けをしない派が気を付けたいこと
すり抜けをしない派のライダーが気を付けたいこともあります。
すり抜けをしないバイク乗りなら以下の2つのポイントを守った方が安全です。
なるべく道路の真ん中を走る
教習所ではキープレフトといって左端を走るように教わるかもしれません。
ですが実際に公道でキープレフトを守るのはあまりおすすめしません。
というのも、車の運転手の中には
- 「左端を走っている=抜いてもいい」と考えるヤツ
- スペースがあるから抜いてやろうと思うヤツ
も結構多いからです。
その結果、無理な幅寄せを受けたり、危険な目に合う可能性が高くなります。
僕の経験でも左端を走るよりも真ん中を走っていたほうが、後ろの車は車間を取ってくれることが多いです。
なので、すり抜けをしないバイクはなるべく道路の真ん中を走るようにしましょう。
先に行きたい奴には行かせる
車を運転する人間の中にはどうしてもバイクに前を走られるのが許せないという短気な人間もいます。
中には車間を詰めてあおってくる頭の悪いドライバーもいるのが現状です。
そういった車は相手にせずバイクを端に停めるなどして先に行かせてしまいましょう。
すぐに先に行かせてしまえばお互いあまり嫌な思いはせずに済むし、危険な目に合う心配もなくなります。
あるいは、先ほど述べたようにすり抜けをしてあおり運転をしてくる車から離れるのもアリです。
とにかくムキになって相手をしたりせず、頭のおかしい車からは距離を置きましょう。
すり抜けしないバイクは堂々としていい
すり抜けをしないバイクを邪魔に思う車もたしかにいますが、バイク側は何も悪くありません。
胸を張って車道の真ん中を走りましょう。
それでももし危険な車が追い抜こうとしてきたら、相手にせずに先に行かせるなどして余裕を持って対応すれば何の問題もないです。
「すり抜けをしない」というのは安全面でもマナー面においても立派なことなので、これからも自信を持って「すり抜けなし運転」を続けていきましょう。
すり抜けって法律的にセーフなの?
そもそも法律的にすりぬけが違法なのかどうかについては以下の記事で解説しています。
なぜバイクは嫌われるのか?
バイク乗りが嫌われる理由は以下によるものです。