記事内に広告が含まれている場合があります

バイク乗りがあおり運転にあった場合の対処法

ツーリングノウハウ

昨今、あおり運転のニュースが話題になっていますね。

皆さんも一度はあおり運転の被害にあったことはあるのではないでしょうか。
バイクの場合、車からすると邪魔に見えるのか、とくにあおられることが多い気がします。

下手をしたら大事故につながるあおり運転。自分が被害にあった場合どう対処したらいいのか。

今回の記事ではバイク乗りのボクが実際に行っているあおり運転対策をお話しします。

だれでもすぐにできる簡単な方法だよ

スポンサーリンク

そもそもなぜあおり運転をするのか

そもそもなぜ加害者はあおり運転をするのでしょうか。

特に理由はない

一番多いのがこれだと思います。特に理由はないんです。

ただなんとなく、イライラするから、邪魔だから、そんな理不尽な理由であおり運転をしているドライバーがほとんどなのです。

その証拠にこういったドライバーに進路をゆずって先に行かせてみると、ほぼ間違いなく今度はその前にいる車をあおっています。

人として最低だね

前の車が遅い

上の理由以外だと、まず考えられるのが、前の車が遅いのでイライラしてあおるというパターン。

確かに必要以上にゆっくり運転するドライバーはいますが、だからといって煽っていい理由にはなりません。

まああまりに遅いのも問題ではあるよね

急いでいる

時間に追われて急いでいるのであおる、これもよくあるパターンです。でも、実際にはあおったところで、仮に前の車より前に出たとしても、目的地に着く時間などほとんど変わりません。

よく、頻繁に進路変更して先に行こうとしているドライバーを見かけますが、たいてい次の信号で追いつかれていたり、あるいはずっと同じ車線を走っている車に抜かれたりしているケースもよく見ます。なんか見てて正直みっともないですよね。

車で急いだところで大して変わらないよね

急な割込みに対する反撃

急な割込みをされてしかも挨拶などもない。確かにイラっと来るかもしれません。

だからといってあおるのは大人げないですし、なにより自分や周りのドライバーも危険にさらされるので、反撃のあおり運転もしてはいけません。

たしかに突然割り込んできてハザードもなにも出さないのはイラっとは来るけどね

本人はあおっているつもりがない

これも意外と多いケースです。本人はあおっているつもりは全くないのです。

ちょっとブレーキを踏まれたら追突するとか、前のドライバーが嫌な思いをするとか、そういう想像力が全く働かない人が一定数いるんですよね。

田舎の方に行くとこういうおじいさんは結構多いね

あおり運転にあった場合の対処法

では実際にあおり運転をされた場合どう対処したらいいのでしょうか。

先に行かせる

ベストはこれです。ウインカーを出してバイクを端に寄せて先に行かせます。

あおられて進路をゆずるというのはシャクですが、これが一番安全です。

あおってくるドライバーというのは、たいがい頭のおかしい人間です。こっちも意地になって抜かせないようにしたり、挑発したりすれば、相手は平気で車をぶつけてくる可能性だってあります。

納得いかない気持ちはわかりますが、グッとこらえ相手にしないのが一番です。

煽られる前に自分から先に行かせればストレスをほとんど感じなくて済むよ

信号で止まった時に前に行く

あまり大きな声ではおすすめできませんが、どうしても前に行かせるのが許せない場合は、前の車が信号で止まったタイミングですり抜けをして前に行き、あおり運転をする車から離れるという、バイクならではの方法もあります。

すり抜けをする際はなるべく車が完全停止している状態のときに、安全を確かめながらゆっくりすり抜けをしましょう。

あいつらバイクより遅いのにあおってくるからね

休憩タイムにする

あおり運転をされたのがツーリング中だった場合、いっそ休憩タイムにしてしまうというのもアリです。

僕の場合、あおり運転まで行かなくても、後ろの車がちょっと車間が狭くて走りづらいなと思った時などは、コンビニなどに立ち寄って休憩タイムにしちゃいます。

ツーリング中の休憩って結構忘れがちなんで、そういう時にどんどん休憩をとるといいと思います。

確かに休憩ってとるのめんどくさかったりするもんね

警察に通報する

最近ではあおり運転の摘発が進んでいて、悪質なあおり運転は逮捕されるケースも多いようです。

その際、重要になってくるのがドライブレコーダーです。ただ、通報するだけでは証拠が少ないため、実際問題として加害者の逮捕につなげるのは難しいかもしれません。

ですが、ドライブレコーダーの映像があれば、あおり運転の重要な証拠になります。

下の記事では僕がおすすめするバイク用ドライブレコーダーを紹介しているので、興味のある方は参考にしてみてください。

最近はあおり運転での逮捕件数がかなりあがってるみたいだね

なるべく煽られないようにする方法

前の項ではあおられた場合の対処法を紹介しましたが、この項では、なるべくあおられないようにする方法を紹介します。

無理な割込みをしない

無理な割込みをすると、された方はムッとして、そこからあおり運転につながるケースも多いです。なので、なるべく無理な割込みは避けましょう。

入れてもらった場合、挨拶をする

車列の間に割り込んだ場合でも、挨拶をしたのとしなかったのでは印象が全然違います。前に入れてもらったら左手を上げるなどして、お礼のジェスチャーを示しましょう。

会釈でもいいけど見えないかもしれないから手を挙げるのがおすすめ。ハザード付きのバイクならハザードでもOK!

車道の真ん中を走る

よく車道の左側に寄せて走っているバイクを見かけますが、車からすると抜きたくなる邪魔な位置に見えてしまいます。

経験上、車道の真ん中を堂々と走ったほうが、車間を開けてくれる場合が多いです。

大きいバイクに乗る

排気量の小さいバイクだと、原付と区別がつかないのか無理矢理抜こうとするドライバーがたまにいます。

僕の経験だと、車体の大きなバイクのほうが、あおられる回数は少ないような気がします。

加害者には絶対にならないように

この記事を読んでいる方は大丈夫だとは思いますが、逆にバイク側が車をあおっているというか、車の真後ろにぴったりつけているパターンもよく見ます。

もし前の車が急ブレーキを踏んだら追突してしまいますし、前を走るドライバーもあおられているようで不快な気分になります。

お互い気持ちよく走れるように適切な車間を取るようにしましょう。

マナーのいいライダーが一番かっこいいよね

また、あおられたからと言って煽り返すというのも良くありません。

確かにあおり運転をされると頭にくるし、やり返してやろうってなる気持ちはわかります。

ですがそれをやってしまうと自分が危険なのはもちろん、関係ない周りのドライバーや歩行者まで巻き込んでしまいかねないです。

それでもどうしてもやり返したい、という人は下の記事で安全な仕返し方法を紹介しています。

おわりに

以上、あおり運転に対する対処法を紹介しました。

もしもあおられた場合は相手にせず、すぐに前をゆずっちゃいましょう♪