バイクのヘルメットってジェットとかフルフェイスとか半ヘルとかいろいろな種類がありますよね。
そこで今回は初めての方でもわかるように、ヘルメットのタイプ別にメリット・デメリットなどの特徴をまとめてみました。
バイク用ヘルメットのタイプ別特徴
ハーフヘルメット(半ヘル)
半ヘルや半キャップともいわれる頭の上部分だけを守るタイプのヘルメットです。
原付だとこのヘルメットをかぶってる人が多いですね。他にもハーレーなどのクルーザータイプのバイクでもこのヘルメットをかぶってる人をけっこう見かけます。

けっこう見かける機会は多いけど・・・
ハーフヘルメットのメリット
一番のメリットは安いことですね。ホームセンターやドンキなんかでも数千円で売ってたりします。あとは夏なんかは頭をおおう部分が少ないので比較的涼しいところもメリットです。
ハーフヘルメットのデメリット
デメリットはやはり頭をおおう部分が少ないので、事故にあったとき、大ケガにつながる可能性が高いという所です。他には、冬の季節だと肌が露出しているので、風が直接当たってかなり寒いです。また、雨に対しても非常に防御力が弱いです。
以上のように、安全性でも機能性でも半ヘルはデメリットが大きいので、個人的には他のヘルメットを買う方がおすすめですね。

あまりスピードの出ない原付であっても半ヘルはおすすめできないね
ジェットヘルメット
こちらは半ヘルとは違い顔の半分以上がカバーされているヘルメットです。
ジェットヘルメットのメリット
顔の半分以上がカバーされているため安全性は半ヘルよりかなり高いです。防寒性も同様にそこそこあります。フルフェイスと違い視界が広く、風通しもいいので使いやすいヘルメットですね。
価格もフルフェイスよりも安く購入できます。

半ヘルより防御力が高く、ある程度の視界の良さも持っているよ
ジェットヘルメットのデメリット
フルフェイスと比べるとあごの部分が空いているので、事故の際、あごをケガしてしまう可能性があります。また、あごの部分から風が入ってくるため、半ヘルほどではないですが、冬は少し寒さを感じます。

アゴの防御力が低いのが最大の欠点だね
フルフェイス
フルフェイスは顔全体がカバーされている最も安全性の高いタイプのヘルメットです。

この写真で僕がかぶってるのもフルフェイスだね
フルフェイスのメリット
顔全体が守られているため事故にあったときの防御力が高いです。また、防寒性でもほかのタイプのヘルメットと比べて一番寒さを防いでくれます。
ほかにも虫が入ってこない、顔が隠せるなどのメリットもあります。

防御力を重視するならフルフェイスだね
フルフェイスのデメリット
顔が完全に覆われているので、かぶったままだと会話が少ししづらいです。また、視界もジェットヘルなどと比べるとやや狭くなります。
値段が他のタイプのヘルメットと比べ高いものが多いのもデメリットですね。

夏はやっぱりジェットの方がすこし快適かな
システムヘルメット
こちらは一見フルフェイスのような見た目ですが、前部分はシールドのように持ち上げることができます。
システムヘルメットのメリット
前述したように前部分が持ち上げることができるので、会話したいときや飲み物を飲みたい時などにスッと上げることができます。
そして、運転中は前部分を下げればフルフェイスのようにアゴもカバーしてくれるので、ジェットとフルフェイスのいいとこ取りをしたようなヘルメットです。

一見デメリットがないように見えるけど・・・
システムヘルメットのデメリット
ほかのヘルメットより重量が重く、大きさもデカイのが欠点です。また、これは安いメーカーによるものだと思いますが、アゴの部分が事故のとき、上に上がってしまったという話もあるようです。
なのでシステムタイプのヘルメットを買うならSHOEIやARAIなどの有名メーカーを買った方が安心ですね。

OGKカブトもおすすめだよ
オフロードヘルメット
これはオフロード(未舗装の道路)を走る用のヘルメットです。
フルフェイスに似ていますが、目の上の部分にバイザーがついています。
オフロードヘルメットのメリット
バイザーがあるため、泥除けや日よけのメリットがあります。安全性も高いですね。
名前の通り、オフロードを走る人用のヘルメットです。
オフロードヘルメットのデメリット
バイザーのせいで高速走行時に風の影響を受けやすいというデメリットがあります。

オフロードを走らないならこれを選ぶ必要はないかな
バイク用ヘルメットの選び方:まとめ
それぞれのヘルメットにメリットデメリットありますが、オフロードを走る人以外なら、ジェット・フルフェイス・システムのどれかを選ぶのがおすすめですね。
安全性重視ならフルフェイス、快適性重視ならジェット、それらの中間がシステムって感じですね。それに価格や見た目の好みなども考慮して、自分の好きなヘルメットを選びましょう。