バイク通勤は満員電車を避けることができるというメリットがありますが、ではどのぐらいの距離までならバイクで通勤できるのでしょうか?
そこで今回は僕の実体験をもとにバイク通勤できる距離は何キロまでなのか検証していきたいと思います。
また、記事の後半では実際にバイク通勤をして感じたメリットやデメリットの紹介や、バイク通勤を快適にするための工夫を紹介します。
バイク通勤で行ける距離は何キロ?
実際何キロぐらいまでバイク通勤で行けるのでしょうか。都合のいいことにボクは仕事をすぐ辞めちゃうタイプなんでサンプルがたくさんあります(笑)
で、結論から言うと片道25km以内ならバイクで通勤できます。ただ片道25kmともなると往復で50kmにもなりますからけっこうしんどいです。
ちなみに僕が経験した通勤距離は片道で
- 5km
- 10km
- 15km
- 25km
- 40km
の5つです。
では僕が経験した通勤距離を順にみていきましょう。
通勤距離5km
家から職場までの通勤距離が片道5kmぐらいの場合、バイクで10分~15分程度で職場に到着します。この通勤距離は正直めちゃくちゃ楽です。
この距離で通勤がしんどいと思ったことは一度もないですね。あっという間についちゃいます。
やっぱり通勤時間が短いと自由に使える時間がグンと増えますし朝も余裕ができます。このぐらいの通勤距離で職場に行ける人はめっちゃラッキーですね。
ちなみに僕のバイクだと、このぐらいの距離なら1回ガソリンを入れたら1か月ぐらいは持ちますね。
休日にどこも行かなかった場合ですが。(僕のバイクは最大10リットルまでガソリンが入ります)
通勤距離10km
片道10km。これもまだまだ結構余裕な距離ですね。
時間にして25分~30分程度です。
「あ~通勤めんどくせえなあ」
って感情はこのぐらいだとまだ沸いてこないです。この距離ならバイク通勤一択ですね。
通勤距離15km
片道15kmぐらいから少しだけ面倒くささがでてきます。時間にすると30分~40分程ですね。とはいえ満員電車に乗ることを考えたらまだまだ全然楽ですね。
このぐらいならまだまだバイク通勤は可能な距離でしょう。
通勤距離25km
片道25kmまでくるとさすがにまあまあしんどくなってきます。時間にして45分~1時間ほどかかりますね。とくに仕事で疲れた日なんかは、
「またこれから1時間バイクに乗って帰るのか…」
と、憂鬱になることも。。
といっても絶対無理ってわけでもなく、現にボクは1年ぐらい通い続けましたが、通勤距離が原因でやめるってことはありませんでした。
あとこのぐらいの距離になるとガソリン代は結構かかりますね。1週間~2週間に1度ぐらいは給油していました。
通勤距離40km
無理です。3日で辞めました。
25km以内がバイク通勤で行ける(僕の)限界
片道25kmぐらいの距離までがバイクで通勤できる限界だと思います。ただ25kmでもそれなりにしんどさはあります。そしてそれ以上になるとよっぽど根性がある人以外はまず続かないでしょう。
まったくストレスなしでバイク通勤したいなら10km以内ですね。まとめると下のような感じ。
- 5~10km以内→楽勝
- 15km前後→ちょっとだけめんどい
- 25km前後→けっこうしんどい。このぐらいが限界
- それ以上→無理
実際にバイク通勤をして感じた4つのメリット
ここからは僕がバイク通勤をしていてよかったところを紹介します。
満員電車に乗らなくて済む
ボクも一時期、電車通勤をしたことがあるのですが、人混みに紛れて帰ってくるっていうのはやっぱりけっこうストレスです。
そしてしばらくしてバイク通勤の職場に変わったのですが、
「やっぱこれだな」
って感じがしました。バイクに乗って帰るっていうのがなんかすごい落ち着くんですよね。
仕事が終わったら相棒が待っててくれるていう感じ?みたいのがあって、職場で孤独感を感じたり嫌な出来事があったとしてもバイクに乗るとなんかすごい安心するんですよ。
バイク好きならこういう感覚はけっこうみんなあるんじゃないかな。
職場の人にバイクを見せられる
職場の人に自分のバイクを見せることができます。
ライダーならやっぱり自分のかっこいいバイクを知り合いに見せたいもんですよね?もしかしたらそこからバイク友達ができるかも。
寄り道しやすい
バイクだと帰りに寄り道もしやすいですね。
仕事帰りに好きなところに行って好きなものを食べたり、買い物に行ったりなんかもバイク通勤なら簡単にできます。
ちなみにナビがあるといろんな場所に寄り道しやすくなります。
いろんなルートを試せる
職場までの距離が遠ければ遠いほどいろいろな通勤ルートを試すことができます。これは気分転換になるだけでなく、渋滞ができやすい道とか抜け道とかに詳しくなれるというメリットもあります。
ただ、行きで違うルートを試すと遅刻してしまう可能性があるので、時間のある帰り道にやる方が賢明です。(ちなみにボクはこれで何回か遅刻したことのあるアホライダーです)
バイク通勤の3つのデメリット
ここからはバイク通勤をしてつらかったところを紹介します。
渋滞があるとしんどい
たとえ同じ距離でも渋滞があるかどうかでしんどさが全然違ってきます。
「バイクならすり抜けできるじゃん」
って思う人もいるかもしれませんが、すり抜けって結構神経使うんで意外と疲れるんですよね。しかも安全にやろうと思えばかなりスピードを落としてすり抜けしますから、目的地到着までの時間もかなり増えます。
雨が降るとしんどい
雨の降る日はカッパを着なければいけないんで面倒くさいです。というかカッパを脱ぐのがとくにめんどくさいですね。
ボクは雨が降った日はいつもより10分ぐらい前に出発するようにしています。
ちなみにバイク駐輪場に屋根がある職場だとカッパが脱ぎやすくてちょっと楽になります。
駐輪場が地下にある職場が一度だけあったのですがそこは雨が降ってもかなり楽でしたね。
夏は暑いし冬は寒い
バイク通勤だと夏はめちゃくちゃ暑いですし冬は当然寒いです。
ただ、どちらも対策次第でけっこうどうにでもなります。
とくに冬は電熱ウェアなどを使用すれば寒さを全く感じずに通勤することも可能です。
夏も暑さを全く感じないというのは難しいですが、暑さ対策グッズを使えば暑さを大幅に軽減することは可能です。
バイク通勤を快適にする3つの工夫
ここからはバイク通勤をもっと快適にするためにできる工夫を紹介します。
なるべく渋滞の少ない道を探す
さきほども書きましたが、渋滞をすり抜けしながら通勤するというのは想像以上に疲れます。
なのでグーグルマップやバイクナビなどを使ったり、実際に走ってみたりしながら渋滞の少ない道を探しましょう。
通勤のルートを変えることで数十分早く着いたりという事もめずらしくありません。
音楽を聴きながら通勤する
音楽を聴きながら通勤するというのもかなり有効です。
やっぱり毎日同じようなコースを淡々と走ってるだけではそのうち飽きてくるものです。しかし、音楽を聴きながら通勤すれば楽しく通勤することができるようになります。
僕のおすすめはデイトナから出てる「聴くだけBluetooth2」というヘッドホンスピーカーです。
この商品の良いところは取り付けが簡単にできることと、価格の割にかなり性能がいいところです。詳しくは下の記事で紹介しているので気になった方は参考にしてみてください。
※2020年9月追記
現在は後継モデルの「聴くだけBluetooth3」が発売されてます。
すり抜けしやすいバイクを買う
通勤用にすり抜けしやすいバイクを買うというのもアリです。
おすすめは125ccのいわゆる原付二種といわれるバイクですね。
この排気量のバイクは車体が小さくすり抜けがしやすいです。また50ccの原付と違い最高速度は100km近くまで出るので車の流れに乗ることも容易です。
ただデカいバイクでもすり抜けできないという事はないので、すでにバイクを持っている人は新たに通勤用のバイクを買う必要はないと思います(お金に余裕があるなら買うのもあり)。
まとめ
バイク通勤の距離は片道25km程度までにしておくのが無難です。
それ以上は最初は良くてもやっぱり長続きしないと思います。
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