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ジェットヘルメットVSフルフェイス!おすすめはどっち?[比較]

ツーリングノウハウ

バイクのヘルメットといったらジェットヘルメットとフルフェイスが人気です。

でも初めて購入する場合、どっちを購入したらいいのか迷いますよね。

そこで今回は僕が実際に使用して感じた、ジェットヘルメットとフルフェイスのメリットデメリットを比較してまとめました。

僕がこの写真でかぶってるのはフルフェイスだね

関連記事 システムヘルメットのメリットがすごい!買ってみたら超便利だった

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ジェットヘルメットのメリット

まずジェットヘルメットのメリットは以下の通り

  • 軽い
  • 価格が安い
  • 開放感がある
  • 視界が広い
  • アメリカンバイクに似合う
  • 会話がしやすい
  • 水が飲みやすい

重量が軽い

ジェットヘルメットはフルフェイスと比べ重量が軽いです。

フルフェイスよりも首や肩にかかる負担が減るので、疲労を感じづらくなります。

とくに長距離のツーリングだと違いを実感しやすいですね。

価格が安い

ジェットヘルメットはフルフェイスと比べ安い価格で購入することができます。

とくに初めてバイクに乗る人の場合、他にもそろえなければならない道具があっていろいろと費用が掛かります。

ヘルメット代だけでも安く抑えたいい場合、ジェットヘルメットの方がおすすめですね。

実際、僕も安さにつられて最初はジェットヘルメットを購入しました。

OGKってメーカーのジェットヘルメットなんだけど確か1万もしなかったね

開放感がある

ジェットヘルメットはフルフェイスよりもおおわれている部分が少ないため開放感があります。

とくに夏場はジェットの方が風通しがいいので快適に走行することができますね。

今でも暑い日にバイクで近場に出かけるときはジェットを使用することも多いです。

視界が広い

ジェットヘルメットはフルフェイスよりも視界が広いです。

なのでフルフェイスよりも危険を察知しやすく、事故を未然に防ぎやすくなります。

とくに初心者の場合は視界が広いと安心ですよね。

防御力の低さを回避力でカバーする感じだね

アメリカンタイプのバイクに似合う(らしい)

ハーレーとかのアメリカン(クルーザー)タイプにはジェットヘルが似合うと一般的には言われています。

僕は別にフルフェイスでもおかしくないと思うので、普通にフルフェイスでアメリカンに乗っていますが。

ちなみに僕が乗ってるのはVT400Sというマイナーなアメリカン。

会話がしやすい

ジェットヘルは口元が開いているためヘルメットを付けたままでも会話がしやすいです。

また飲み物を飲んだり、何か食べたりするのもヘルメットを付けたまま可能です。

ボクの場合はそもそも会話する相手がいないんだけどね

ジェットヘルメットのデメリット

一方でジェットヘルメットのデメリットは以下の通りです。

  • あごが守られていない
  • 冬は寒い
  • コンタクトが渇きやすい

アゴが守られていない

アゴの部分が守られていないというのがジェットヘルメットの最大の弱点です。

事故でアゴを打ってしまうというケースも珍しくありません。

その際アゴがガラ空きのジェットヘルメットだと、アゴに大けがを負ったり、歯が折れてしまったりという危険があります。

もし事故にあってしまった際にはアゴをぶつけないことを祈るしかないですね。

これはジェットの一番のデメリットだね

冬場は寒い

フルフェイスよりもおおわれている部分が少ないため、冬はガンガン風が入ってきます。

ただこれはネックウォーマーなどである程度対策は可能です。

コンタクトが乾きやすい

風の影響を受けやすいため、コンタクトレンズをしてる場合目が乾きやすいです。

とくに高速道路だとめっちゃ乾きますね。

フルフェイスのメリット

続いてフルフェイスのメリットです。

  • 安全性が高い
  • 温かい
  • ムシ混入率が低い
  • 自分の声が聴き取りやすい
  • 顔が隠れる

安全性が高い

安全性が高いっていうのがフルフェイスの一番のメリットですね。

フルフェイスは防御力に関しては他のどのタイプのヘルメットよりも高いです。

「大きな事故で体中ケガしても頭だけは無傷」

なんて事例もよく聞きますからね。

とにかく防御力を高くしたいという人にはフルフェイスがおすすめです。

やっぱフルフェイスは安心感がちがうね

温かい

風を通す部分が少ないので冬場は他のヘルメットよりも温かいです。

ネックウォーマーも付ければ、首から上に関しては寒さを感じることはほぼなくなります。

虫混入率が低い

他のヘルメットだと走行中に虫がぶつかってきたりすることがあります。

運転中にしゃべったり歌ったりする人は運が悪ければ虫が口の中に入ってしまうことも・・・!

でもフルフェイスならシールドを閉めておけば、虫がヘルメットの中に入ってくることはほぼないでしょう。

自分の声が聞き取りやすい

フルフェイスの中でしゃべると自分の声が良く聴こえます。

僕は運転中よく歌を歌うのですが、フルフェイスの方がヘルメット内で響くので気持ちよく歌えます。

走行中の歌ってけっこう通行人に聞こえてるらしいね……

顔が隠れる

フルフェイスだと顔のほとんどが隠れるので正体がバレません。

普段自分の正体を隠して活動してる人や、恥ずかしがり屋の人なんかだと、顔が隠れてるとそれだけでなんだか安心します。

またライダーは運転中ニヤニヤする機会も多いと思いますが、フルフェイスだとそれを見られることもないので安心してニヤニヤすることも可能です。

フルフェイスのデメリット

フルフェイスのデメリットは以下の通り

  • 圧迫感がある
  • 視界が狭い
  • 価格が高い
  • 顔がかけない

圧迫感がある

フルフェイスをかぶるとどうしても圧迫感みたいなものがあります。

脱着もなんとなく面倒くさい気がしますね(実際あんま変わんないけど)

夏場なんかは特にむし暑くて、信号待ちでヘルメットを取りたくなることもシバシバ。

渋滞中はホント暑い

視界が狭い

ジェットタイプと比較すると視界はやや狭くなりますね。

僕もジェットからフルフェイスに変えた時、最初は視界が狭くて違和感がありました。

といっても運転に支障があるレベルではなく、慣れたらなんてことないです。

価格が高い

フルフェイスはやっぱり価格が高いですね。有名メーカーの「ARAI」や「SHOEI」なんかだと安いのでも5万円ぐらいしますからね。

ちなみに僕が写真で着けてるヘルメットは「OGKカブト」というメーカーの「カムイ2」っていうフルフェイスで、2万ちょいで購入しました。

OGKのヘルメットはコスパが良く、アライ、ショーエイに次ぐ第3のヘルメットメーカーと呼ばれてるよ

顔がかけない

これはあんま目立たない欠点なんですけど、アゴとかがカユくなったときに掻けないんですよね。

夏場はとくに走行中に顔がかゆくなることがあるんですけど、かけなくて歯がゆい思いをすることが良くあります。

ジェットヘルとフルフェイスの違いを比較した表

ジェットヘルとフルフェイスの違いを比較したものを表にまとめました。

ジェットフルフェイス
安全性あごが弱い最強
快適さ夏は最高若干きゅうくつ
温かさ冬は寒い温かい
視界広いちょっと狭い
価格安い高い
その他会話・飲食しやすい正体を隠しやすい

こうしてみるとどちらも一長一短だね

結局フルフェイスとジェットどっちがいいの?

以上のようにどっちもメリットデメリットがありますが、

  • とにかく安全性を重視したい人はフルフェイス
  • 快適性や安さを重視したい人はジェット

って感じですね。

僕の場合は基本フルフェイスで、夏場は場所によってはジェットを使用するって具合に使い分けています。

その他のヘルメットについては下の記事からどうぞ

※追記 システムヘルメットとの比較

先日新たに「システムヘルメット」を購入し実際に使用してみました。

使った感想は……

ジェットとフルフェイスのいいとこどりのようなヘルメットです。

フルフェイスよりもさらに大きく重量もあるのがデメリットですが、
ジェットとフルフェイスを瞬時に切り替えられるのはとても便利なので現在愛用しています。

詳しい機能の説明や感想は下の記事からどうぞ↓