バイクにとって雨ってイヤですよね。カッパ着るのもめんどくさいし、視界は悪くなるし、滑りやすくて危ないしで悪いことばかりです。
でも、どうしてもツーリングの日が雨だったり、突然の雨におそわれたりということはバイク乗りなら必ずあると思います。
そこで今回は雨の日に持って行くと便利なアイテムや雨の日の走り方を紹介していきます。これさえ読めば安心して雨でもバイクに乗れるようになります。
雨でもバイクに乗れるようになる10個のアイテム
カッパ(レインウェア)
雨の日にバイクに乗るならカッパ(レインウェア)は必須です。
カッパの選び方ですが、なるべく収納時にコンパクトに収まるものがいいでしょう。小さいカッパなら常にカバンの中に入れておくことができます。
僕のおすすめのレインウェアはバイク用品メーカー「ラフアンドロード」から販売されている「デュアルテックスコンパクトレインスーツ」です。
このレインウェアの特徴はなんといっても収納時のサイズが非常にコンパクトになっているところですね。これなら常にカバンの中に入れておいても場所を取らないので便利です。
カッパは常にサイドバッグに入れてあります。
折りたたみ傘
バイクから降りたあと歩くときや、ツーリング先の宿泊所からちょっと歩いて出かけるときなどに折りたたみ傘があると便利です。
カッパでも大丈夫ですが、折り畳み傘のほうが着たり脱いだりの手間がないので楽ですね。
タオル
濡れたカバンやレインウェア、ヘルメットなどをふくときに使います。そのほかにもいろんな場面で使えるので2~3枚持っておくといいでしょう。
ビニール袋
濡れたタオルやカッパなどを入れるのに使用します。いらなくなったコンビニの袋などで十分です。
防水バッグ
雨では当然カバンも濡れるので防水バッグを使用すると中のものも濡れないので便利です。
下の商品は人気アウトドア用品メーカー「ドッペルギャンガー」から発売されているバイク用防水バッグです。さすが有名アウトドアメーカーが作っているだけあって、防水性能がしっかりしています。
このバッグはリュックのように背負っても使えるし、シートバッグとしてバイクの後ろに乗せることも可能なツーウェイタイプです。
リュックカバー
雨用のリュックカバーを使えば、普段使っているリュックやバックパックを雨の日でも使用できます。おすすめはこちらもドッペルギャンガーから発売されている「ウォータープルーフバッグカバー」です。
これをリュックの上からかぶせるだけでリュックが全く濡れなくなります。当然、走行中に風で飛んだりという事もないし、使わないときはかなりコンパクトになるので、鞄の中に常に入れておいても邪魔になりません。値段も1000円ちょっとと値ごろなのでおすすめですね。
これがあれば雨の日でもお気に入りのリュックが使えるね
電熱ウェア
バイクで走行中に雨に打たれるとかなり体が冷えてきます。ある程度暖かい季節でも雨の日だけは寒さ対策をしておかなければなりません。
そんな時便利なのが電熱ウェアです。電熱ウェアとは電気の力で体を暖めるウェアで、スイッチ一つでオン・オフの切り替えが可能です。
これの便利なところは体温調節が楽にできるところです。ボタン一つで温かさを調整できるので、突然の雨で体が冷えた場合でも、服を脱いだり着たりすることなくワンタッチで体温を調整することができます。
電熱の温かさは別格だね
防水グローブ
雨の日のツーリングではグローブが濡れると手がかなり寒くなってきますし、中がぐちょぐちょになって気持ち悪くなってきます。
なので雨対策用の防水グローブもあった方がいいでしょう。また、転倒したとき用にプロテクターがついているものがベターです。
下のグローブはプロテクター付きのレイングローブです。
防水シューズ
雨の日のツーリングでは当然靴も濡れます。防水機能付きのバイクシューズを履きましょう。
下のブーツはバイク用品メーカー「コミネ」から発売されているもので、プロテクターがついたバイク用の防水ブーツになっています。見た目もカジュアルなので雨の日以外でも使えますね。
シューズカバー
雨用のシューズカバーがあれば突然の雨でも、靴を濡らさずに済みます。下の商品は収納時にかなり小さくなるので携帯しておくと便利です。
雨でも乗れる!バイクの走り方で気を付けたい3つのポイント
雨の日は普段よりもバイクがすべりやすいため、転倒の危険性が高くなります。雨の日に気を付けたいポイントは以下の3つです。
なるべく車体を倒さない
バイクは車体を倒して曲がるものですが、雨の日は車体を倒しすぎるとスリップの危険性が普段よりも高くなります。なるべく車体を倒さないようゆっくりと曲がるようにしましょう。
急な加速減速をしない
普段でもそうですが雨の日は特に急加速・急減速はすべりやすく危険です。普段よりも多めに車間を取り、ゆっくりと加速したり、ブレーキを踏むようにしましょう。
マンホール、白線、落ち葉などの障害物に注意する
雨の日はマンホール、白線、落ち葉などの障害物が大変すべりやすくなっています。なるべく上を通らないようにしたいところですが、無理によけるとかえって危険です。
これらの上を通るときはなるべくスピードを一定に、かつゆっくりと、また車体をなるべく倒さないようにして通りましょう。
マンホールはカーブの先に突然出現するからマジで怖い
ヘルメットはなるべく雨で曇らないものを使おう
ヘルメットのシールドは安いものだと雨ですぐに曇ったりして前が見えない状態になってしまい、大変危険です。シールドすらない半ヘルなどはもってのほかですね。
曇り防止機能の付いたシールドを使用したり、曇り防止スプレーなどを使ってヘルメットも雨対策をしましょう。
このヘルメットも曇り防止機能付きのシールドがついています。
雨の日のツーリングを避けるには
ここまでバイクでの雨対策を紹介してきました。以上の対策をすればある程度安全に雨でもバイクに乗れるようになりますが、それでもやっぱりできるだけ雨の日のツーリングは避けたいところですよね。
そこでおすすめしたいのが「amehare」という天気予報アプリです。
このアプリの特徴として72時間先まで1時間ごとの詳しい天気が見られる72時間予報と、10日先の天気まで見ることができる10日間予報の二つの機能があります。これを使えば先の天気がある程度わかるので雨の日は前もって避けることができます。
また、6時間先まで見られる雨雲レーダーや、どんな服装で出かければいいか教えてくれる機能までついているので、さまざまな状況で役に立つアプリです。
デザインがオシャレ&見やすい天気アプリです。
ただ、現在アップル版しか公開されていないようです。
その代わり、アンドロイドユーザーには「天気JP」というアプリがおすすめです。こちらのアプリも「amehare」に近い性能を持っている優秀なアプリです。
バイクって保管するときは雨ざらしでいいの?
走行中ではなくバイクを保管するとき。駐輪場や家の前に置く人も多いかと思いますが、屋根のない場所だと雨に打たれちゃいますよね。
これってあんまりバイクにとって良くなさそうだけど・・・
でも実際は別に雨ざらしでも問題ないです。
僕のバイクも購入から2年間雨ざらしの状態で保管してありますが、これといった故障は一度もありません。もっと詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてみてください。
おわりに
以上、雨の日のバイクの便利グッズや走行上の注意ポイントなどを紹介いたしました。雨の日はテンションも下がるし、危険も増えますが、上で紹介した雨対策アイテムなどをつかえば、雨の日でもある程度快適にバイクに乗れるようになります。
下の記事では雨対策グッズ以外にもおすすめバイク関連アイテムを紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。