最近人気の電子書籍リーダーといえばやっぱり「kindle(キンドル)」
でも専用の端末がなくてもスマホアプリでkindle本って読めちゃうんだよね。
じゃあkindle端末っていらないんじゃないの?
・・・って話になってきます。
実際ボクもkindle端末を買う前はそう思ってました。
しかし!
実際にkindle端末を使用したところ、スマホアプリ版のkindleにはないメリットが3つ見つかりました。
やっぱ長いあいだ売れるにはそれなりの理由があったわけですよ。
ってワケで今回は、スマホアプリ版kindleとkindle端末の違いを話していこうと思います。
※ちなみにボクが買ったkindle端末はノーマル版キンドル8GB。
kindle端末のメリット
スマホ版アプリと比べたkindle端末だけのメリットは以下の3つです。
画面がデカい
kindleとスマホの違いとしてまず大きいのが画面の大きさ。
写真で見たほうが早いんでコレ見てください↓
全然違いますよね?
ちなみに比較したスマホはiPhone8。
具体的な数字にするとこんな感じ↓
iPhone8 | kindle | |
たて | 138mm | 160mm |
よこ | 67mm | 113mm |
厚み | 7.3mm | 8.7mm |
縦横面積 | 9246㎟ | 18,080㎟ |
重さ | 148g | 174g |
端末の面積はなんと約2倍!
こんだけデカけりゃ読みやすさの違いは歴然です。
重さも体感としてはiPhoneとほぼ同じぐらいで気になりません。
ちなみに文字サイズや文字の濃さ、縦横どっちで読むかなどもカスタマイズ可能(スマホ版でもこれはできるけどね)
あとkindle端末はブルーライトじゃなくてフロントライトを使ってるから目が疲れにくいらしい。
でもこれに関しては正直あんま違いがわからないってのがホンネ。。
目の疲れってなかなか自分で実感しづらいからね
バッテリーがスマホの7倍長持ち
kindle端末はバッテリーが異常に長持ちします。
具体的にいうと、一回充電したら1週間ぐらいは充電なしで読むことが可能。
朝フル充電だったのに夕方ぐらいにはスタミナ切れしてしまうiPhone8とは大違いよね。
単純に考えるとiPhone8の7倍以上は持つってことになります。
またスマホとkindle端末を2台持ち歩けば、
- スマホバッテリーの温存
- スマホ充電が切れたときの予備のひまつぶし手段
としても使えます。
集中のしやすさが段違い
個人的にkindle端末のメリットで一番デカいと思ったのがこれ。
kindle端末はスマホアプリで本を読むのと比べて段違いに集中しやすいです。
っていうのも、スマホアプリで電子書籍を読んでいると
- 通知による中断
- ゲームアプリの誘惑
- ネットサーフィンしたい欲求
などなど、読書を妨げる要素がくさるほど出てくるんだ。
これで読書に集中しろっていうのは正直ムズカシイね
たとえばあなたが1泊2日の旅行に出かけるとするね。
- カバンの中に本だけ入れて旅行に行く
- カバンの中に本と任天堂スイッチを入れて旅行に行く
後者の場合、たぶん任天堂スイッチばっかりやっちゃうんじゃないかな?
人間はだれでも楽なものや刺激の強いものを好みがち。
本のほかにもっと楽で刺激の強いものがあれば、どうしてもそっちが気になってしまいます。
ところがkindle端末には余計な機能が一切ついてません。
本を読む以外のことは何もできないんです。
それゆえゲームやネットサーフィンをやりたいという欲求もわきづらいし、通知によって集中を妨げられる心配もなし。
集中力が切れやすい人やなかなか読書が続かないって人にとって、このメリットはかなりデカいです。
kindle端末のデメリット
逆にkindle端末のデメリットはこんな感じ↓
画面が白黒
kindle端末は画面が白黒で表示されます。
いまや中華性の激安スマホウォッチでも色付きだっていうのに、この令和時代に白黒画面ってのもなかなか珍しいよね。
といっても本を読むのにカラーってあんまり必要ないと思うんで、個人的には問題ナッシング。
動作がややモッサリ
kindle端末は動作がおそい。
これ10年前の商品ですか?ってぐらい遅い。
とくに気になるのが、kindleって端末自体にパスワードをかけられるんだけど、パスワード入力するときの反応速度がメチャクチャ遅いんだよね。
とはいえ、読書時にページめくるのが遅すぎて気になる…ってことはないんで、電子書籍リーダーとしては何の問題もありません。
読書以外の機能がない
kindle端末3つ目のデメリットは読書以外の機能がないということ。
最近の機器には一つの機能だけじゃなく、ゲーム機能やらネット検索機能やらいろんなものがついてることがほとんど。
ところがkindle端末は読書以外の機能がまったくないため、もしかしたら物足りなく感じるユーザーもいるかもしれません。
まあ個人的にはメリットの項目で話したように、読書以外の機能がないことがkindle端末最大のメリットだと思うんだけどね。
kindle端末のメリットを最大限に利用する使い方
つい先日、ボクはkindle端末のメリットを最大に活かす使い方を思いつきました。
それは
スマホを持たずにkindleだけ持って出かける
という使い方です。
出かける先は公園やカフェがベスト。
持っているのはkindleだけなので他のことは一切できません。
必然的に本を読むことだけに集中できます。
試しにこのあいだ、公園やカフェにkindleのみを持っていったんだけど、集中力がもう段違いでした。
この方法は強制的に読書のみに集中させる効果があるので、ボクみたいに集中力がない人にはオススメですよ。
スマホあったらyoutubeとか見ちゃうもんね
kindle端末がいらない人と必要な人
kindle端末がいらない人はこんな人ね↓
こういう人はスマホのkindleアプリで十分。
わざわざkindle端末を買わなくてもOKでしょう。
逆にkindle端末がオススメなのはこんな人↓
ちなみに僕は↑の全部に当てはまったんで買って大正解でした。
スマホとkindleの違いまとめ
最後にスマホアプリ版とkindle端末の違いをザックリまとめときますね。
スマホ(iPhone8) | kindle端末 | |
サイズ | 67×138mm | 113×160mm |
軽さ | 148g | 174g |
バッテリー | 1日持つか微妙 | 1週間は持つ |
画面 | カラー | 白黒 |
他の機能 | 神 | ゴミ |
最大メリット | 今すぐ使える | 集中できる |
ま、こんな感じです。
個人的に読書において最も大切なのはまず読書に集中することだと思ってます。
しかしスマホの普及によって「集中して本を読む」ということ自体が難しくなってきてるのが現状。
実際ボクもなかなか読書する気が起こらず、買うだけ買って読んでない本や、途中まで読んで放置してる本がたくさんありました。
そういった意味でいうと、他の機能をすべて切り落とし、読書に集中しやすい環境を作ることが可能なkindleは最強の読書ツールです。
読書好き、あるいはこれから本を読みたいと思ってる人なら確実に持ってて損はないですよ。