2020年8月9日、小梨平キャンプ場で熊が出現し、キャンプに訪れていた女性がケガをするという事件が起こりました。
情報によると右足を10針縫(ぬ)う大ケガだそうです。
…たまにキャンプを楽しむボクとしてはメチャクチャ怖い事件。。
けっして他人ごとじゃないですね。。。
ってワケで今回は
- この事件の詳細
- 小梨平キャンプ場についての情報
- クマに出会わないようにする方法
- クマに出会ったときの対策
を調べてまとめました^^
小梨平キャンプ場で熊が女性を襲う
事件が起こったのは長野県松本市にある小梨平キャンプ場。
当時ひとりでキャンプをしていた女性のテントをクマが襲撃‼
熊はテント内の食料をあさろうとしたようですが、その際クマの爪が女性の足に刺さり、大ケガをされたそうです((;゚Д゚))ガクガクブルブル
女性はいまのところ命に別状はないとのこと。
どうやら被害にあったのはその女性だけでなく、別の3つのテントも8日~9日未明にかけて被害があったようです。
さらにさかのぼると、実は一週間ほど前から小梨平キャンプ場内でのクマ目撃情報が複数あり、テントを破って食料が漁られたとの報告が相次いでいたらしい。。
さらにtwitterのとあるユーザーの情報によると、クマは5~6頭も出たんだとか。
・・・熊メチャクチャいるじゃん。。。
小梨平キャンプ場で熊が出て人を襲ってしまいました。ソロキャンしてた女の人のテントを襲いトイレの裏に持って行かれたみたいです。テントの中に食料があると熊が学習したみたいです。その熊はまだ捕獲されてません。5~6頭出たみたいです。
今日から閉鎖です。#上高地#小梨平キャンプ場#熊#閉鎖 pic.twitter.com/4zySLSped3— mika (@mika_19830901) August 8, 2020
テントごとトイレの裏まで持っていったってことかな?
怖いなぁ…
小梨平キャンプ場のクマ出現後の状況は?
クマが出没した9日から小梨平キャンプ場は閉鎖しています。
女性を襲ったとみられる熊がとらえられるまで当面の間は閉鎖するとのこと。
・・・1週間前からテントを破られたりする被害が相次いでたって話がホントなら、もっと早くに閉鎖しててもよかったのかも…?
とはいえ、今年はコロナの影響で営業を休止していたそうなので、一番客が来るこの時期に閉鎖となると、なかなか厳しいものがあったのかもしれません。
今年は7月20日にやっとオープンしたばかりみたいですからね。。
ちなみに事件が起こる前も注意喚起や巡回、捕獲などの対策は行っていたそうです。
熊が出た小梨平キャンプ場ってどんなとこ?
今回クマが出た小梨平キャンプ場は長野県松本市安曇上高地というところにあります。
「上高地森のリゾート」って書いてあるところです。
グーグルマップの口コミだとなかなか評判のいいキャンプ場みたいですね。
ただし、周辺はマイカー規制が行われていて、近くの駐車場からバスorタクシーを利用していく必要があるようです。
車だけでなくバイクも規制の対象みたいですね。
料金は大人一人800円とそこそこリーズナブルな価格。
さらにそのほかにも
- 常設テント(7000円)
- ケビン(4600円~)
があり、手ぶらで来ても楽しめるようになっています。
小梨平キャンプ場公式ホームページは↓
熊に会わないようにするにはどうしたらいい?
クマに合わないようにするにはどうしたらいいんでしょうか?
極論を言えばキャンプに行かないっていうのが一番だとは思いますが、そうはいってもやっぱりキャンプには行きたい。。
そこで、以下の5つがよく言われるクマに会わないための対策です。
クマよけの鈴をつける
「クマ側からしても人間との接触はできれば避けたいもの。なのでこちらから音を出しながら行動するのが良い。そのために音が鳴るクマよけの鈴をつけよう!」
・・・なんて対策が昔は定番だったようですが、最近はクマ側も進化してて、むしろ人間と接触したいと思うクマも増えてるんだとか。。
そうした場合、クマよけの鈴はむしろ逆効果になって、クマを引き寄せることになりかねないという説もあるそうです。
ってワケで「クマよけの鈴」はクマ対策としては微妙なところ。。
クマ出没情報をチェック
行こうとしている地域のクマ出没情報をチェックしておくのは有効と思われます。
「地域名+クマ出没情報」などと検索すれば、たいていクマの出没情報が出てくるハズなので、事前にチェックしておきます。
もし出没情報が出ているようなら避けたほうが無難かもしれません。
香りの強いものは避ける
クマは食べ物の匂いはもちろんですが、それ以外にも香水やシャンプー、化粧品といった「香りの強いもの」に引き付けられる習性があるそうです。
なのでキャンプに行く際はそういった感じのものはつけない方がよさげですね。
クマの痕跡に注意する
クマの痕跡(こんせき)に注意するってのも効果があるようです。
たとえば、クマの糞だとか食べあとなんてものが残っていることも多いんだとか。
そういった痕跡を見かけたらキャンプは中止して、もう帰っちゃったほうがいいかもしれません。
あと「イヤホンをつけて歩く」というのもやめておいた方がいいでしょう。
音を遮断してしまうと事前に危険を察知しづらくなってしまいます。
夜中の行動を避ける
クマは夕方~明け方までの暗い時間に行動することが多いようです。
おまけにクマは嗅覚が犬バリにあるので、夜中視界が狭まる人間にとっては圧倒的に不利な状況になります。
とはいっても夕方以降トイレに一切いかないってのは難しいし、完全に避けるのはムリですね。。
もし熊にあったらどうするか
どんなに気を付けててもクマに会うことってあると思います。
クマに会ったらどうしたらいいか?
よく言われる対策は以下の5つ。
倒れてるフリをする
よく聞く「倒れてるフリをする!」
っていうのは実際はかなりのギャンブルだそうです。
運よく通用することもあるけど通用しないことも多いんだとか。
っていうのも、クマにとってはエサ(人間)が生きてるか生きてないかっていうのは、それほど重要じゃないらしい。
クマ側の意見からすると生きてなくてもフツーに食べれるから問題ないそうです。
ってワケで「倒れたフリ」ってのはおすすめできない方法です。
木に登る
「木に登る」っていうのもダメな方法みたいですね。
っていうのも熊はめちゃくちゃ木に登るのがウマいらしい。
youtubeにクマの木登り動画があったんであげときます。
こりゃ木登りで勝負してもクマさんにはまず勝てそうにないですね。
北島康介に「平泳ぎで勝負しようぜ!」っていうぐらい無茶があります。
ダッシュで逃げる
一番やっちゃダメな方法が「ダッシュで逃げる」です。
クマは基本的に「逃げるものを追いたがる習性」があります。
そしてクマの走力は時速40km~50km!!
そんな熊さんに背中を向けて全力でダッシュするというのは、もはや「私を食ってください」って言ってるようなもんです^^
ゆっくり後ずさりする
クマと出会った時の対処法はこれが一番いいみたいです。
クマに対して背中を向けず、ゆっくりと後ずさりをしながらクマとの距離をとっていきます。
その際、ゆっくりとクマに話しかけるというのも効果があるらしいです。
とにかく急な動きはNGとのこと。
もしそれでもおそってきたら…運がなかったとあきらめるしかありません\(^o^)/
クマ撃退スプレーを使う
これもある程度有効みたいですね。
amazonでも売ってますが、けっこう値段がします。
実際、これで熊を追い払った例もあるらしいので、持っておいて損はなさそうです。
ちなみに世の中にはスプレーなしで熊を撃退するツワモノもいます。
おわりに
以上、小梨平キャンプ場に熊があらわれた事件と、クマ対策について調べた結果をまとめました。
それにしてもキャンプ場に熊が出ておそわれるって…メチャクチャ怖いですよね。。
もし自分が熊におそわれたら一生トラウマになりそうです。
そういえば昔栃木県のキャンプ場に行ったとき、「クマ出没注意」の看板がキャンプ場内にあって、けっこう怖かったのを覚えてます。
しかも客はボク一人でしたからね。
キャンプ場にクマが出るってのは意外とどこでもあり得ることなのかも?
キャンプを楽しむならクマ対策をもっと本気で考えたほうがいいかもしれませんね。。