謙遜(けんそん)。
へりくだり、控えめな態度を取ることだ。
「〇〇さんすごいっスね!」
「いえいえ、僕なんか全然大したことないですよ!」
よく耳にするやりとりだろう。
日本にはこうした謙遜を美徳とする風潮が存在する。
しかし、時に謙遜は人をイラつかせてしまうケースも有る。
今回は実際に
「謙遜がうざい」
と思ったシーンを紹介していく。
謙遜がうざいシーンその1:俺なんか全然大したことないっすよ~
他のブログを見ていると、こんなことを書いている人をよく見る。
僕も初めは全然アクセスがなかったです。
あまりの人の少なさに泣きそうになりましたよ。
最初の一ヶ月なんて月1万アクセスしかなかったんですよ?
はぁああああ?
喧嘩売ってんのか!?
…おそらく彼は謙遜して”1万アクセスしか”という表現を使ったのだろう。
しかし世の大半のブロガーは一ヶ月に1万アクセスも行かない。
数年ブログを続けていても、一日数人しかアクセスがないブログだって腐るほどある。
お前がそんなへりくだったら、それ以下の人間はどうなるんだ?
良かれと思って自分を低く評価したのだろうが、世の中にはそれ以下の実績の人間がたくさんいることを完全に無視している。
現に1年間ブログを続けても1万アクセスに全然届かなかった僕は
「謙遜うざいんだよ!自慢じゃねえかそれ(´;ω;`)」
という感情を抱かずにはいられなかった。
謙遜がうざいシーンその2:俺なんて〇〇しかできないゴミですよ
もう一つ謙遜がうざいと思った例をあげる。
e-typingというタイピングのスピードを測れるサイトがあるのはご存知だろうか?
僕はタイピングには自信がある方で、e-typingのスコアは340点程度。
英数字で一分間に340文字打てるペースである。
周りからは
「めっちゃタイピング速いね」
と言われるレベルだ。
しかし世の中にはまだまだ速いやつがいる。
その中のある男がブログでこんな事を言ってた。
僕なんて400点しか出ないゴミですよ。
僕でもこのぐらい行くんだから400点ぐらいなら誰でも行くんじゃないかなぁ?
はぁあああああ?
喧嘩売ってんのか!?
340点でイキってる俺はどうなるんだ?
そしてそれ以上に大量にいる200点にも届かない人たちを何だと思ってんだ!?
お前そこは自信持って
「俺400点も行くんだぜ?速いべ?」
ぐらいのこと言ってくれよ!!
謙遜は知らないうちに人を傷つける
このように謙遜が知らず知らずのうちに他人の神経を逆なでしているケースは少なくない。
他にも例をあげれば
- おれっち友達少ないからさぁ
- 私もうおばさんだから
- 全然勉強してないから90点しか取れなかったわ~
- いやぁ〇〇大学なんて全然大したことないよ
などといった謙遜はうざいと思われているケースがある。
本人はあくまで自分を低く見せるつもりだとしても、実は自分以下の人を無意識にディスってることになるからだ。
おわりに:謙遜はうざいと思われることもあるが…
以上のように、時として謙遜はうざいと感じられる。
とはいえ
「俺すごくね?こんなことできるなんてマジ天才じゃん?」
みたいになると、それはそれでウザいと思われるだろう。
あるいは何かを褒められた時に
「そう?ありがとう」
ぐらいの緩い肯定を返しても、
「何その気になってんだコイツ?調子乗ってね?」
と反感をもたれるケースもある。
だからそういった反発を避けるために謙遜するのも分からなくはない。
謙遜しすぎてもウザいと思われるし、肯定したらそれはそれでウザいと思われる。
どちらの行動を取ろうがウザいと思われる可能性があるワケだ。
…つまるところ、誰からも反感を持たれずに生きるのは無理だって話だね。。