「真面目すぎる人が嫌い」
「神経質な人がうざい」
「真面目な人がめんどくさい」
なかなか大きな声では言えませんが、上のようなことをずっと昔から思っていました。
もちろんある程度マジメなのは別にいいですよ?
でも度を超えた「真面目過ぎる人」とか「神経質な人」までいくと、正直イライラすることが多いんですよね。
今回はなぜ真面目すぎる人が嫌いなのか、その理由を実体験とともに語っていきます。
真面目すぎる人が嫌いな理由
ボクが真面目すぎる人を嫌いな理由は以下のとおり。
- 融通が利かない
- どうでもいいことに細かい
- 木を見て森を見ない
- 実は鈍感なことが多い
- 真面目と要領の悪さを履き違えてる
- 無駄に正義感が強い
ボクが嫌いな神経質な人はだいたい共通してこれらの特徴を持っています。
とくに一番イラッと来るのが「無駄に正義感が強い」というところですね。
これは僕の大嫌いなヤフコメ民にも共通する特徴で、それについては以下の記事で語っています。
今回はボクの身近にいた真面目すぎる男を例に、真面目な人間がうざいと思うシーンを具体的に話していきましょう。
神経質な人はめんどくさい
ボクが真面目すぎる人を嫌いになった理由として、以前同じ職場にいた一人の男の存在が大きいです。
絵に描いたような生真面目&神経質な人で、出会って3日ぐらいですでに大嫌いでした。
仕事に対してマジメなのは別に全然いいんですよ。
でもどうでもいいところに対して無駄にマジメなんですよね。
たとえば、
- 物の配置や向きにものすごいこだわる
- 一度終わった作業を何度もやり直す
- どうでもいい細かいことをとやかく言う
こだわる必要のないところにモノスゴイこだわるせいで、仕事がめちゃくちゃ遅いんですよ。
それやっても意味ないだろ?
って毎回思うんですけど、なんか妙なこだわりを持ってるんですよね。
本当にこういう神経質な人はめんどくさい。
いや意味がないどころか、むしろ余計なことばかりするんです。
まだ使うから置いてあるものをすぐ片付けようとしたり、かえって仕事が増えるようなことをわざわざやったり。
さらにムカつくのが、自分の中で勝手に無意味なルールをつくってて、他の人のいうことにもいちいち言い返してくるところ。
融通が利かない上にナゾの頑固さと自信を持ってるんですよね。
真面目すぎる人は仕事が遅い
イラっとするのが彼らが達者なのは口だけで、仕事は何をやっても人の倍以上時間がかかること。
そのくせタチが悪いことに「自分が仕事のできない奴」だという自覚が全くない。
いかに効率的に仕事をこなすかではなく、いかに真面目に仕事をこなすかが大事だと思ってる。
真面目にやるっていうのは手段であって目的じゃないんですけど、そこをどうも彼らは勘違いしてるんですよ。
あのね、君が2時間かけてやってる仕事を他の人は1時間で終わらせてるわけ?
毎回やらなくていいことに時間をかけて、他人の足を引っ張ってることにいい加減気づいてくれないかな?
仕事以外の場面でも、
- どうせすぐ汚れるのに何回も手を洗う
- ポテチ喰うのに箸を使う
- やたら綺麗好き
- 説明が異常に長い
- 話が教科書通りすぎてつまらない
なんて感じで、とにかく神経質で生真面目な奴でしたよ。
ボクはトイレ行っても手洗わなかったり、股間いじった手でポテチ食べたり、部屋はごみ屋敷だったりで全く逆のタイプだったから、そんな生真面目な男が面倒くさいし大嫌いでした。
生真面目な人間の嫌いなところ
生真面目な人間の嫌いなところとして空気を読めないというのは大きいですね。
「空気を読む能力は持ってるけど、時と場合に応じてあえて読まないこともある」
という人は好きですが、そうではなくガチで空気を読む能力が欠乏してるんですよ。
例をあげると
- ガラ空きのトイレで真隣の小便器を使ってくる
- 明らかにこっちは避けてるのに仲良くしようとしてくる
- わざわざボクの使用してるロッカーの真横を使ってくる(他はガラ空き状態なのに)
- 周りが彼の作業を終わるのを待ってても、気づかずにマイペースで作業を続ける
- 力を入れるべきところと抜くところの判断がつかない
そういうのを見てると「真面目過ぎる」って性格の問題じゃないと思うんですよね。
単に物事の優先順位がつけられなかったり、空気の読めない人間なんじゃないかって。
それをなんか開き直って「真面目」をむしろ長所のように自分で捉えてるところがまた鼻につくんですよ。
真面目な人と生真面目人は全く違う
最初にも言ったけど別に真面目な人は全然嫌いじゃないんですよ。
むしろ好きですよ。真面目な人は。
でもそれが行き過ぎた「真面目過ぎる人」「生真面目な人」ってのはどうしても好きになれない。
皮肉を込めて「神経質」なんていったりもしますね。
さっき話した彼ほどじゃなくても、「真面目過ぎる人」ってどの職場でも一人はいたりするもんなんだけど、やっぱり共通して仕事が遅い。
理由は「どうでもいいところ」にこだわってるから。
別に仕事が遅いだけだったら僕だって何とも思わないんですよ。
でも彼らは遅いのを開き直ってたり、自分が足を引っ張ってるのを全然認識してない上に、謎に態度がデカいからイラっとするんですよね。
あと自分がただクソ真面目なだけならいいけど、他人にもその無駄な真面目さを求めてくるところとか。
ルール至上主義の生真面目野郎が嫌い
彼らはやたら「ルール」を守るのが大好きです。
そのルールに意味があるものだったら別にいい。
でも自分の頭で何も考えずにただ「ルールだから」で思考停止しちゃってるから、明らかに意味のないルールでも彼らの中では絶対なんですよね。
で、そのルールをちょっとでも破ろう者がいたら、謎の正義感でもって攻撃する。
ネットにも最近こういう奴ら多いんですよね。
こういう人って結局のところ攻撃する理由が「常識だから」とか「ルールだから」とか、
あるいは「自分が我慢してんのに」とかそういうのばっかりなんですよ。
そこに合理的な理由なんて存在しない。
真面目過ぎる人ってしゃべり方は長ったらしいくせに、理屈で考えられない人が多いんですよね。
もちろんボクが言いたいのはむやみにルールを破れってことじゃないですよ。
意味ある守るべきルールだってこの世にはたくさんありますし、たとえ意味がなくても守った方がいい場面だってありますから。
でも彼らの場合はルールを守ることが一番の目的になってるんですよね。
もともとは何かを達成する手段としてルールがあるはずなのに、ルールを守ることを目的にするのは違うでしょう?
「手段と目的を履き違える」っていう…典型的な仕事できない人間がやりがちなヤツです。
神経質な人がうざい理由
神経質って一見細かいことに気が付く人のように思うかもしれないけど、実際はそうじゃないことが多いです。
むしろ「こいつ鈍感だな」って思うことの方が多い。
というのも、神経質な人は「どうでもいい細かいこと」にはやたらこだわるけど、「気づくべきこと」には全く気付いてないんですよ。
たとえば
- 無神経なことを頻繁に言う
- 他人をイライラさせてることに気づかない
- 自分が正しいと信じてるルールに従わない人に対して不寛容すぎる
- 眼の前のことばかり見て大局的な問題が見えていない
…って感じで、他人から受ける被害やどうでもいいことには敏感だけど、自分の加害性や非合理性に対しては鈍感であることがすごい多いんですよね。
だから、神経質な人っていうのは
「細かいことに気付ける人」
ではなく
「どうでもいいことと大事なことの区別がつかない人」
「自分の痛みには敏感だけど他人の痛みには鈍感な人」
っていう印象がボクの中では強いんですよね。
彼らは自分を繊細な人間だと思ってたりしますけど、実際には極めて鈍感な人間なんですよ。
真面目すぎてウザイ人たち
以上、真面目過ぎる人が嫌いだっていう話でした。
何度も言うけど「真面目な人」が嫌いなわけではなく、
生真面目過ぎて融通のきかない人間が嫌いなんです。
真面目すぎてウザイ人というのはネット上でもたびたび見かけます。
以下の記事で語ってるネット民の特徴も、彼らが持つ融通の利かない真面目さが原因となっているとボクは感じていますね。