マスコミの印象操作よりもネットユーザーのほうが恐ろしい

嘘は嘘であると見抜ける人でないと掲示板を使うのは難しいこれっておかしくない?

マスコミが印象操作をし、世の中に偏った情報を流しているのはもはや疑う余地もない。

週刊文春などを筆頭とする『週刊誌』もまた印象操作を得意とするマスコミの一形態である。

そんな中、女優の戸田恵梨香さんが週刊誌に対する批判と思われる内容をインスタグラムに投稿したことが話題になっている。

一部を抜粋するとこのような内容だ。

どれだけの人を傷つけたら気が済むのだろう
どれだけ物語りを広めるのだろう
どんな写真を撮ったら満足するのだろう

嘘をつき続けて苦しくはありませんか?

私に関する事は私から発信されるもの以外そこに事実はありません

戸田恵梨香公式インスタグラムより引用

これに対するネット民の反応はおおむね同情的であり、

「デマを載せる週刊誌はいい加減潰れろ」

「マスコミは印象操作ばかりして最低だ」

「週刊誌のやってることは誹謗中傷と変わらない」

といった声がほとんどだ。

しかし僕はどうも引っかかる。

君たちいつも週刊誌のデマを鵜呑みにしてるよね?

ちょっと前にも真偽不明の内容を事実であるかのように決めつけて、誰かを思いっきりバッシングしてたよね?

たとえば今回の戸田恵梨香さんに賛成コメントをしている人間の過去発言をちょっと辿ってみる。

するとやはり別の話題では週刊誌のデマを鵜呑みにし、平気で誹謗中傷を行っている人間が多かった。

彼らの自己批判的観点の欠如っぷりには相変わらず驚かされる。

僕はハッキリ言ってマスコミの印象操作以上に、彼らの当事者意識のなさが恐ろしい。

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ネットにある情報もマスコミによる印象操作の一つ

彼らが真実だと信じてる情報の多くはマスコミによって印象操作されたものである。

たとえば

  • ワイドショー
  • グーグル検索で出てくるニュース系ブログ
  • Twitter
  • ネットニュース
  • 5chまとめサイト

これらの情報はもとを辿れば週刊誌や新聞社、TV局のマスコミが報じたものであることが多く、いわばそれらの焼き増しに過ぎない。

中でもニュース系ブログ(トレンドブログ)、5chまとめ、twitter、youtubeといったところに流れているゴシップネタは極めて信憑性が低く、デマにデマを重ねたゴミの掃き溜めだ。

あんなものばかり見ていたらドンドン脳みそが腐っていくだろう。

マスコミの印象操作と矛盾

最近のネット世論では週刊誌を始めとしたマスコミへの風当たりは強い。

彼らを「マスゴミ」と形容したり、「あいつらは金のためなら何でもやる最低な人種だ」「マスコミは印象操作ばかりするな」と非難する。

それは別にいいのだが、その割にはマスコミの手のひらでコロコロ転がされてるのが僕は不思議でならない。

ワイドショーなどで

「さあみなさん、今日からコイツを叩きますよ」

と煽動すれば見事に踊らされ、ネット民はマスコミが指定したターゲットをこれでもかと袋たたきにする。

その様子はまるでマスコミがコントローラーを持って、彼らの言動を自由に操作しているかのようだ。

ネット世論ほどコントロールしやすいものはないとメディア側もほくそ笑んでいるだろう。

だがネット民はマスコミの印象操作に思いきり騙されているにも拘らず、別の場面では「マスゴミが~」とすべての罪をマスコミに責任転嫁する。

自分がマスコミの口車に乗せられていた時の記憶はスッポリ抜け落ちているらしい。

マスコミに腐った人間が多いというのは同意だが、彼らの煽りにかんたんに乗せられてしまうネット民もタチの悪さで言えば大差ないだろう。

マスコミの印象操作に流される人とそうでない人

マスコミの印象操作

これからの日本は”マスコミの印象操作に流されてしまう人”と”自分の考えを持てる人”でどんどん分断が進んでいくと思っている。

よく

「TVは偏向が激しい」

と言われるが、ネットに流れている情報の偏りはTV以上に醜い。

たとえばネット上のアンケートで回答者の9割が反対した内容でも、実際の世論調査では反対者は3割程度しかいなかった、という事例は腐るほどある。

こういったネットアンケートは一部の偏った属性の人たちが回答しやすくなるため、実際の世論とはかけ離れた結果になりやすい。

また人間は似た者同士で固まる傾向がある。

例をあげれば

  • DQNはDQN同士でつるむ
  • ガルちゃんは嫉妬深いおばさんたちで賑わう
  • ヤフコメには偏狭で他責的な人間ばかりが集まる

まともな人間はDQNの群れがあれば近寄らないし、攻撃的な発言が飛び交うSNSなども気分が悪くなって離れていくのだろう。もしくは初めからやらないか。

こうして彼らの身近には似た者同士しかいなくなり、自分たちの意見が間違っていないと確信するため、ますます声が大きくなっていく。

現在ネット上にあるコミュニティの多くがこのような状態になっているため、どこを見ても勘違いした正義をぶら下げた偏狭な人間であふれている。

僕が国民という言葉を使わずにネット民という言葉をよく使うのは、ネット世論と実際の世論は必ずしも同じわけではないと思ってるからだ。

冷静な人間はネット世論を冷めた目で見てるし、そうした場にはあまり書き込まない傾向があるのだろう。

誹謗中傷がなくならないただ一つの理由

「誹謗中傷はよくないこと」

という観念はおそらくほとんどの人間が持っている。

でも一向に誹謗中傷はなくならない。

なぜかと言えば誹謗中傷をしてる人間がそれを”正当な批判”だと認識しているからだ。

たいていの場合、批判というにはあまりにお粗末すぎる感情論にしかなっていないのだが、彼らの中では論理が成り立ってるつもりらしい。

彼らがまだ子供なら更生の余地はあるが、たいていがいい年したオッサンオバサンなので、もはや手遅れだろう。

ときどき大学の研究などで

「誹謗中傷に参加したことがあるか?」

といった調査が行われることがある。

だがこの調査はあまり意味がないだろう。

なぜならたいていの誹謗中傷は本人がそれを”正しい批判”だと信じ込んでいるからだ。

「誹謗中傷は卑怯な人間がやる最低なことだが、自分たちのは批判だから何も悪くない」

という勘違いと俯瞰的視点の欠如が彼らにある以上、誹謗中傷は一生なくなることはないだろう。

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