ツーリングは自粛するべきか?どこまで許されるのか?[コロナ]

ツーリング自粛しない バイク

いまだ終息の気配が全く見えないコロナパニック。

いわゆる「3密」は危険だから行くなと言われています。

そこで浮かんでくるのが

「バイクツーリングって自粛するべきなの?」

という疑問。

不要不急の外出って言われたらそうなんだけど、でも「3密」の条件には全く当てはまらないし…

そこで今回は

  • バイクのツーリングは自粛するべきなのか?
  • どこまでが許されるラインなのか?

という疑問に対する個人的見解を述べていきます。

バイクツーリングは自粛すべきか?

バイクツーリングは自粛するべきなのか?

結論から言うと、僕個人の意見としては

ツーリングは自粛しなくていい

と思っています。

ただ、これに関しては意見がかなり割れていて、Twitterなどを見ても「ツーリング絶対許さない派」「ツーリングぐらいならOKでしょ派」に分かれています。

とりあえず双方の言い分をざっとまとめてみました。

ツーリング絶対許さないマンの意見

  • 不要の外出は控えるように言われているんだから自粛しろよ
  • こういう自粛しない馬〇が感染を広げてるんだ
  • 事故にあったら医療関係者の負担になること考えろよ
  • こういう自分勝手な奴がコロナにかかって苦しめばいいのに
  • リスクが0でない以上控えるべきだ
  • 想像力が足りない自己中が多すぎる

主にTwitterから拾った意見です。

自粛をしない人間に対しかなり攻撃的な発言が多く目につきました。

ツーリングならOKでしょマンの意見

  • 「3密」じゃないんだからOKでしょ
  • ソロだったら感染しようがないよね?
  • むしろバイクこそ今の時世にあった趣味じゃないか
  • 気を付けながらやれば問題ないかと

こちらもtwitterから拾いました。

ボクはこっち側の意見ですね。

なぜツーリングは自粛しなくていいのか

ここからはボクの個人的意見になります。

なぜツーリングを自粛しなくていいと思うのか。

主な理由は以下になります。

  • 「3密」の条件に当てはまらない
  • 飛沫感染、接触感染のリスクが極めて低い
  • 「こういう奴が感染を広げてる」は間違い
  • ゼロリスクなどハナからあり得ない
  • 心の健康も重要

ツーリングは「3密」の条件に当てはまらない

コロナ感染を防ぐためには「3密」を避けることが重要とされています。

ところがこの「3密」、基本的にツーリングではすべての条件に当てはまりません。

  • 密集・・・してない(基本一人)
  • 密閉・・・してない(走るのは外)
  • 密接・・・してない(走行中は常に2m以上他者と離れている)

ただし、「密接」に関してはツーリング中の行動によっては条件に当てはまる場合もあります。

これに関しては後で詳しく話します。

飛沫感染、接触感染の可能性が極めて低い

コロナの感染方法には以下の2種類があると言われています。

  • 飛沫感染・・・咳、つば、くしゃみなどで放たれたウイルスを別の人が吸い込んでしまうことによって感染する
  • 接触感染・・・くしゃみなどを抑えた手で何かを触る。そこについたウイルスが同じものを触った別の人に感染する

そしてこのウイルスは2m空気中を飛ぶと死滅するとのこと。

つまりどちらの感染方法もバイクで走っている間は可能性は0になりますね。

すなわち

「ひたすらバイクで走り、人のいるところにはどこにも立ち寄らない」

というツーリングであれば、感染する可能性も感染を広げる可能性も0ということになります。

(もし事故にあったら?という意見に対しては後で述べます)

「こういう奴が感染を広げてる」は間違い

twitter上で多く見るのが

「こういうツーリング自粛しない自分勝手な奴が感染を広げてるんだよ」

という意見。

しかし、上で述べたように、理論上だとバイクツーリングで感染したり、感染を広める可能性は限りなく0に近いです。

そんなこと言い出したら通勤電車に乗っているサラリーマンや買い物にスーパーに出かける主婦の方が何百倍、何千倍も感染リスクが高いでしょう。

ツーリング程度で感染が広がるなら会社なんかとっくに感染者だらけですよ。

だから感染を広げてるのは

「ツーリングを自粛しない奴」ではなく、

「通勤電車に乗ってる人や買い物に行ってる人」

と考えるのが合理的です。

ですがもちろん彼らは生活が懸かっているため、その行動には何の非もありません。

ボクが言いたいのは

「ツーリング自粛しない奴が感染を広げてる」

っていうのは冷静に考えれば極めて可能性が低いってことです。

ハナから0リスクなどあり得ない

twitterなどで多い意見として

「事故したらどうすんの?」

「事故にあえば医療関係者の迷惑になることが分からないのか!」

「リスクが0でない以上避けるべきだ」

といったものをよく目にします。

ですがこれらの意見はハッキリ言って不毛です。

というのもこんな「もしもの話」を言い出したらキリがありません。

たとえをあげると

「外を歩いたら交通事故にあう可能性があるから一切歩くな」

「家庭内でも感染する可能性があるから家でも一切しゃべらず全部筆談にしろ」

「買い物に行くと感染する可能性があるから、買い物頻度を下げるために食事を生命活動を維持できる最小限にしろ」

「電車通勤してるやつは感染リスクが高いから何時間かけてでも自転車で行け」

このようにキリがありません。

・・・ばかばかしいと思いませんでしたか?

みんなこんなことまでしてないですよね。

「でもリスク0にしろ」っていうのはこういうことなんですよ。

「ボクはコロナ感染のリスクを少しでも下げるために、睡眠時間を3時間削って普段電車で1時間のところを自転車で4時間かけて出社してます」

こんな人ほとんどいないでしょ?

要するにみんな知らずのうちにリスクとメリットを天秤にかけて生活しているワケ。

この例でいえば

  • リスク=電車通勤すればコロナに感染したり広げたりする可能性が増える
  • メリット=電車通勤すれば一日の自分の時間が3時間増える

だからこの場合の「電車通勤」も見ようによっては

「自分勝手な理由で感染リスクを広げてる」

って言えちゃうわけです。

結局何が言いたいかっていうと、

リスク0なんてあり得ないんだから、「もしも事故にあったら」なんて限りなく低い可能性のリスクまで考え出したらキリがないってこと。

もっというならバイクってのはもともと人の命を奪うリスクが存在します。

コロナが始まってから急にリスクが出たわけじゃありません。

現に毎年3000人以上の死者と50万人前後の負傷者が交通事故によって起こっています。

「命を奪う可能性が少しでもある以上自粛するべきだ」

という人は普段から車やバイクの運転は一切するべきではないですね。

可能性で行ったらコロナに感染するリスクよりもはるかにこっちの方が高いですから。

結局、多くの人は無意識のうちにそんなリスクとメリットを天秤にかけて普段から生活してるんですよ。

だから「0リスク」なんてものは生きていくうえでハナからあり得ないんです。

心の健康も重要

今回に限った話じゃないんですけど、日本人って「体の健康」には結構気を遣う人が多いんですけど「心の健康」を軽く見てる人が多いんですよね。

でも、この「心の健康」ってホントはすごい大事なんです。

ストレスが体に与える影響っていうのは科学的にも証明されてます。

「心の健康」が損なわれることで「免疫力」が下がるのは有名な話。

その免疫力が下がるとそれこそコロナにかかりやすくなってしまいます。

あるいは「ストレス」が原因でガンなどの病気が発生したりという事例も多々発表されています。

現にガンでは日本だけでも毎年30万人以上の人が亡くなっていますからね。

ちなみにコロナ以外の普通の肺炎でも毎年10万人以上の方が日本で亡くなっています。

また、ストレスが原因で精神的病に侵されてしまい、結果自ら命を絶ってしまう、なんてことも珍しくありません。

実際問題、たとえば平成30年の自殺者は2万人以上出ていると厚生労働省からも発表されています。

また、ため込んだストレスが他者に向いてしまう、というのも大いに考えられます。

たとえば、現に上で紹介した「自粛をしているとみられるTwitter民」の攻撃的な発言、暴言はまさにストレスが他者に向いてる実例とも取れるのではないでしょうか?

実際にtwitterなどを見てみるとわかりますが、ただ単に自粛を促す発言をしている人は少数派。

かなりの割合で

「自粛できない馬〇のせいで」

などといった罵倒がセットでついています。

発言者の元々の気質もあるとは思いますが、コロナ騒動が出て以来こういう発言が非常に増えたんじゃないかと感じます。

こういった攻撃的な発言が氾濫してしまうと、今度はそれに対して心を病める人が出てきます。

また、本来ストレス解消の娯楽であるはずのTwitterが逆にストレスの原因になってしまう、そしてそのストレスが他者へと向いてしまう、というように完全に悪循環です。

そしてこれも元をたどれば「ストレス」が原因になります。

なんでもかんでも自粛することで、こういったストレスで他者や自らの心の健康を害してしまってはそれこそ本末転倒ではないでしょうか?

「いのちが・・・!いのちが・・・!」

という人が多いですがストレスが原因でその命が失われる可能性だって大いにあるんです。

そういったストレスを解消する意味でも「ツーリングは自粛しなくてもいいんじゃないか?」と考えています。

むしろそういったストレスの解消として、「3密」を避けられる「バイクツーリング」は今の時世にとてもあった趣味なのではないでしょうか。

ツーリングはどの範囲まで自粛しなくていいのか

ツーリングと言ってもその内容は様々です。

  • 一人だけで行くソロツーリング
  • 複数で行くマスツーリング
  • 泊まりのツーリング
  • 県外へのツーリング
  • ツーリング中の買い物

以上のように、ツーリングのやり方ひとつでコロナ感染のリスクも違ってきます。

いったいどこまでが許されてどこから自粛するべきなのか。

考えてみました。

ソロツーリング

まず一人で行くソロツーリング。

感染リスクは極めて低いと言っていいでしょう。

ただし、このあと行く場所によって感染リスクが多少変わってきます。

マスツーリング

複数で行くマスツーリング。

複数といっても、乗車中はヘルメットをしている上に距離も離れているので、とりあえずバイクに乗っている間は飛沫感染などのリスクはまずないと言っていいでしょう。

ただしバイクから降りたあとのリスクはやはりソロよりも少しだけ上がります。

少しでもリスクを減らすなら、バイクを降りてからもヘルメットをしたままインカムで会話するのがいいかも。

あるいは降りた後はなるべく距離を取る、マスクをつける、そもそも降りない、などといったことを徹底するといいでしょう。

とはいえ、その程度の接触は普通に日常生活をしていれば、正直どこでも起こりうるものです。

このぐらいで感染するなら電車通勤してる人たちなんかもう全員感染してるでしょう。

なので2、3人程度のマスツーならそこまで気にする必要はないんじゃないかと個人的には思います。

ただ、あまりに大人数でのマスツーリングはやめておいた方がいいでしょう。

泊まりのツーリング

泊まりのツーリング。これはどうでしょうか。

泊まる場所となるとビジネスホテルが一般的だと思いますが、ビジネスホテル自体は換気もよく、人が密集する場所でもないのでリスクは少ないんじゃないかと思います。

少なくとも「3密」の場所には当たらないですね。

先日も仕事でビジネスホテルに泊まりましたが、今はガラガラの状態だし、清掃も念入りにおこなわれている感じでした。

それでもさらにリスクを最小限にしたいという人は、キャンプツーリングにするか、日帰りのツーリングにするかという選択になると思います。

県外へのツーリング

県外へのツーリング。これは微妙です。

っていうのも感染リスク自体はこれもほとんどありませんが、世間の風潮がこれを許さない感じがあるんですよね。

とくに都市部から田舎の方へ行く場合、「コロナを持ってくるな」と感じる人が非常に多いように思われます。

まあ、とりあえず都市部から田舎に行くのは今はやめておいた方が無難かとは思いますね。

あるいは

「一切バイクから降りないor人のいるところで降りない」

という条件なら理論上感染を広げる可能性は0になるので問題ないかと。

ツーリング中の買い物

ツーリング中の買い物。

買い物というのは日常生活でもするものだし、これまで禁止しだしたらもはや何もできないんじゃないかって思うので、これもとりあえずOKだと思います。

少しでもリスクを減らしたいなら、家から弁当などを持参するのもいいでしょう。

まとめ:ツーリングは自粛しなくてもいい

最後にまとめると、

  • バイクツーリングは自粛しなくてもいい
  • 0リスクなんてものはハナからあり得ない
  • 大人数でのマスツーリングや県外へのツーリングは控えたほうが無難

っていうのがボクの個人的見解です。

もちろんこれが絶対正解だっていうつもりはなく、それぞれの状況によって答えは変わるかもしません。

また

「0リスクなんてあり得ないから人混みにガンガン行っていいよ」

というわけではもちろんありません。

手洗いうがいを徹底、なるべく人混みは避ける、という基本は守るというのが前提。

そのうえで、「リスクがほぼ0に近いもの」までなんでもかんでも自粛したんじゃ、かえってストレスが溜まって自分の健康にも周りにも悪影響なんじゃないか?って話です。

ただ確実に言えるのは「自分と意見の違う人を人格まで否定したり徹底的に叩きのめす」という今のネットの風潮はいかがなもんかなと思っています。

攻撃的な言葉では説得力が全くないし

「ある意味あなたも他人に迷惑かけてますよ」

って話になります。

「人の死がかかわる問題とおなじにするな」

という人がいるかもしれませんが、先ほど説明したように「ストレス」というものも人の命を奪いうるものです。

そういった攻撃的な発言が誰かのストレスになり、結果として誰かの命を奪う結果になっているかも知れません。

コロナを早く収束させたいのは「ツーリング自粛派」も「ツーリング自粛しない派」も同じです。

ボクは厚生労働省から発表されているコロナウイルスの性質を考えた結果、ツーリング自体は感染者を増やす原因にはまずならないと考えました。

むしろ過剰に自粛を強要したりすることの方が、バイク界全体、果ては日本国民全体の心の健康に悪影響なんじゃないかと思い、この記事を書きました。

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