バイクって駐車場に車と同じように停めたらいいのか、それとも駐輪場に自転車と一緒に停めたらいいのか迷いますよね。
そこで今回はバイクは駐車場と駐輪場のどっちに停めるべきなのか解説します。
バイクは駐車場と駐輪場どっちに停めるのが正しい?
結論から言うと、基本的にはバイクは車と同じように駐車場に停めるのが正解です。
理由は大きく分けて二つあります。
まず一つはバイクは駐車場に停めても良いと法律で決まっているから。
そしてもう一つはバイクを駐輪場に停めるデメリットが多いからです。
バイクは法律上車と同じ扱い
法律上、駐車場とは「自動車」を駐車する施設と定義されています。そしてこの「自動車」にはバイクも含まれます。(※ただし原付は含まれない)
なので駐車場に車と同じようにバイクを停めることは法律上何の問題もないという事です。
バイクを駐輪場に置くデメリット
バイクを駐輪場に置くことは多くのデメリットがあります。
以下はバイクを駐輪場に停めた際に発生するデメリットです。
バイクを傷つけられる可能性がある
駐輪場には当然自転車がたくさん置かれています。そうすると自転車の出し入れをする際にぶつかったりして、バイクを傷つけられる可能性があります。
実際ボクも駐輪場にバイクを停めると、戻ってきたときに「ミラーの角度が変わってる」という体験を何度もしたことがあります。おそらく自転車の出し入れの際にミラーにぶつかったのでしょうね。
また、自転車は風などですぐに倒れる乗り物です。バイクに倒れられるとけっこうな傷ができてしまう可能性もあります。
マフラーでやけどしてしまう危険がある
走行直後のマフラーってめちゃくちゃ熱いですよね。
駐輪場にバイクを停めると、自転車の出し入れをしたい人がマフラーに当たってやけどをしてしまう危険があります。とくに小さい子どもなんかが誤ってマフラーに触れてしまったら大変なことになってしまいますね。
自転車の邪魔になる
バイクは自転車と並べてみるとかなりでかいです。
とくに大型バイクだと一台で自転車数台分のスペースを取ってしまうので、自転車を停めたい人からすると邪魔に思われる可能性もあります。
出し入れしづらい
空いている駐輪場ならいいのですが、すぐ横に自転車があったりするとバイクの出し入れはけっこう難しいです。無理に出し入れしようとすると隣の自転車を倒してしまいドミノ倒しに･･･なんてこともありえます。
駐輪場が自転車でいっぱいの場合は無理にバイクを入れようとしないほうがいいですね。
駐車場スペースに対し駐輪場スペースが少ないことが多い
駐輪場は数台分しかスペースがないのに駐車場は何十台分もあってガラ空きなんてケースも割とよく目にします。
そうした場合、駐輪場にバイクを置くと邪魔になりますが駐車場に置く分には余裕があるので、迷わず駐車場に置くべきです。
バイクを駐輪場に置いた方がいいケース
以上のように基本的にはバイクは駐車場に停めたほうが良いです。
ただし、バイクは絶対に駐車場に停めなければいけないというわけではなく、駐輪場に停めたほうがいいケースもあります。以下のような場面では駐輪場に停めたほうが良いでしょう。
乗っているバイクの排気量が50cc未満
排気量が50cc未満のバイク(いわゆる原付)の場合、上で述べた法律の「自動車」に当てはまらないため、駐車場ではなく駐輪場に停めるほうが良いでしょう。
また、原付の場合車体が小さいため、自転車の隣においてもさほど邪魔にはなりません。
バイク専用駐輪場がある
大きな駐車場のある場所ではふつうの駐輪場のほかに「バイク専用駐輪場」というスペースが設けられていることがあります。
「バイク専用駐輪場」とはバイク専用に作られたライダーのための駐輪スペースなので、これがある場合はなるべくここに停めるのがgoodです。
ただし、普通の駐車場がガラ空きの場合は別にそっちに停めても大丈夫です。
駐車場が混んでる
駐車場が車でいっぱいになっている場合、駐車場にバイクを停めると車のドライバーに
「バイクは駐輪場に停めろや！邪魔なんじゃ！」
などと反感を買う可能性があります。
僕は経験はないですが、中には実際に車のドライバーに絡まれたライダーもいるのだとか…。なのでトラブルを避けるためにも、駐車場が混んでいる場合はなるべく駐輪場に停めたほうが無難です。
係員に指示された
駐車場に係員や警備員がいて、
「バイクは駐輪場に停めてください」
と指示される場所もあります。
そうした場合は係員や警備員の指示におとなしく従いましょう。間違っても係員や警備員に文句を言ったり指示を無視したりしないように。。
まとめ:バイクは車と同じように駐車場に停めて大丈夫
基本的にバイクは車と同じように駐車場に停めたほうが良いでしょう。
ただ、絶対に駐車場に置けというわけではなく、その時の状況を見て駐車場と駐輪場のどっちに停めたほうがよさそうか判断しましょう。
