バイク泥棒・・・バイク乗りなら絶対に許せない存在です。
しかし現在、毎年1万以上のバイクが盗難被害にあっています。一日に数十台ものバイクが実際に盗難されているのです。
そうなるとこんな疑問が生まれてきます。
「盗難されたバイクって見つかる確率はどのくらいなの?」
「盗難する犯人ってどんな奴?」
「バイクを盗まれないようにするにはどうしたらいいの?」
そこで今回は盗難されたバイクの発見率や盗む犯人の特徴、盗まれないための対策などを紹介していきます。
バイクを盗むやつだけは絶対に許せないね
盗難されたバイクが見つかる確率は?
盗られたバイクが発見され本人に戻ってくる可能性はどのくらいあるのでしょうか。
平成29年の統計だと盗難発生件数20,184件に対し8,494台のバイクが本人の元に戻ってきています。つまり盗難されたバイクの発見率は42%ということになりますね。
ただし、たとえ見つかったとしても壊された状態で発見されるケースも多いようです。
また、鍵がつけっぱなしの状態で盗まれたバイクの還付率(バイクが戻ってきた確率)が56,7%なのに対し、そうでないバイクの還付率は36,4%と、キーのつけっぱなしで盗られたバイクの方が戻ってくる確率は高い傾向があるようです。
キーの抜き忘れで盗むやつは出来心で盗むガキに多いんだろうね
バイク盗難は年々減っている!?
バイクの盗難件数は年々減っています。
警視庁のデータによると平成14年には19,8642件ものバイク盗難がありましたが、昨年(平成30年)の盗難件数は15292件と約7,7%まで減少しています。
ちなみに5年前の平成26年の盗難件数が43,720件なので5年前と比べても約35%まで減っているのがわかります。
バイク盗難件数自体は15年前の10分の1以下まで減っている
減少傾向なのはいいことだけどそれでも1年に1万5千件以上も盗まれてるんだ
バイクの窃盗犯は捕まりにくい?
バイクの窃盗犯の検挙率は正直かなり低いです。
たとえば昨年のデータだと盗難発生件数15,292件に対し、検挙数2,652件と検挙率は約17,3%となっています。つまりたったの17%しか捕まってないってことですね。
自動車窃盗犯の検挙率が約49,2%なのと比べるとかなり低いのがわかります。バイクの場合車に積み込まれて運ばれるケースが多いので一度盗まれると見つかりにくいようです。
自動車の場合は盗んだ自動車でそのまま逃げるから見つけやすいんだね
バイク窃盗犯の8割以上が捕まっていない
バイク盗難で捕まる犯人は少年がほとんど!?
警視庁のデータによると昨年バイク窃盗で捕まった犯人1,203人のうち1,058人が少年だそうです。すなわち捕まった約88%は少年だということです。
逆に言えば大人の窃盗犯のほとんどが捕まっていないことになります。
バイク盗むようなくず野郎はガキであっても重い罰を与えてほしいね
バイク盗難はキーの抜き忘れが3割?
平成29年の統計によると盗まれたバイク20184件のうち5604台がカギを抜き忘れたバイクだったそうです。割合で言うと約28%にあたりますね。
僕もキーの抜き忘れは何度か経験があるので気をつけたいところです。
盗まれたバイクのうちの3割近くが鍵をつけっぱなしの状態だった
盗まれやすいバイクってあるの?
一般的に人気があるバイクほど盗まれやすいようです。
たとえば最近だとPCXやニンジャ、CB400SFなどが盗難にあうケースが多いです。
また、高価で売れる「ハーレー」も窃盗犯のターゲットになりやすい車種だと昔から言われています。
愛車を盗まれないためのおすすめ盗難対策
上の方でも書いたように一度盗まれたバイクは二度と戻ってこないケースが多いです。
なのでバイクを盗られる前に対策するのが重要になってきます。
盗難対策アイテムその1 バイクカバー
バイクカバーは愛車にかぶせることによって盗難率を下げることができます。
というのも、窃盗犯はまずバイクを盗む前にバイクの下見をします。その際カバーがしているバイクはカバーを外す手間や誰かに目撃されるリスクから窃盗犯は避ける傾向があるのです。
安いものだと2000円前後で購入できるので持っておくとおすすめです。
盗難対策アイテムその2 チェーンロック
バイク盗難を防ぐにはチェーンロックも有効です。
選ぶ際はなるべく太くて切断されにくいチェーンロックがおすすめですね。
絶対に切断されないというわけではありませんが、太いほうがより多くの時間を稼ぐことができます。時間がかかるという事は窃盗犯にとってそれだけ目撃されるリスクが高くなるので避けたくなるものなのです。
盗難対策その3 アラーム付きロック
アラーム付きロックとは盗まれそうになったときに振動を感知し、大音量のアラームを発することで窃盗犯を逃亡させる効果があります。
目立つことを極力避けたい窃盗犯にとって大音量のアラームはとても効果的です。
実際のバイク盗難の動画!犯人はこんな奴だ!
複数の人数で実際にバイクが盗難される様子を映した動画です。
ぶっちゃけ生きてる価値がないと思います、こいつらは。
顔もある程度映っていることからおそらくこいつらはもう捕まっているんじゃないかとは思いますが、一生刑務所から出さないでほしいですね。
バイクを盗まれないためには保管場所も重要
バイクを盗まれないようにするためにはなるべく窃盗犯の目につかない場所にバイクを保管することが重要になってきます。
家の前やマンションの駐輪場などは犯人の目につきやすく、上の動画でもマンションの駐輪場が狙われています。
そこでおすすめなのが貸しコンテナ(トランクルーム)です。
コンテナ内にバイクを入れてしまえば犯人の目に映る確率は断然少なくなり、盗まれるリスクを大幅に下げることができます。月額1万~2万と多少費用が掛かりますが、その分安全性はかなり高いので検討の余地は十分あると思います。
ちなみに トランクルームならドッとあ~るコンテナ がおすすめです。ここならバイクの保管に使えるコンテナもたくさんあります。
案外ヘルメットも盗られやすいから注意
中にはバイク本体だけでなくヘルメットを取るヤツもいます。
ヘルメットはバイクのミラーにかけておくだけって人も結構いると思いますが、これで盗まれたって人が意外と多いみたいです。
なのでちょっと離れるだけでもヘルメットはしっかりロックしておいた方がいいです。
下のワイヤーロックは僕も使ってるやつですが、使い勝手が良く1000円台で購入できるので持ってて損はないと思います。
ちなみにヘルメットではないですが僕も実際にリュックを盗難された経験があります。窃盗犯は思っている以上に身近に存在しているようです。
おわりに
年々減っているとはいえ、いまだに毎日何十件ものバイク盗難が発生しています。盗られた場合の発見率は低く、一度盗難にあってしまったらもどってくることはあまり期待できません。
盗まれてから後悔しても遅いので盗難対策はしっかりしておきましょう。