原付(~50cc)と原付二種(~125cc)は見た目は似ていますが、性能は大きく違います。
そこで今回の記事では、原付(50cc)と原付二種(125cc)を比較し、それぞれのメリットをまとめました。
原付(~50cc)のメリット
免許が取りやすい
原付は免許が取りやすく、たった一日で免許が取得できます。しかも、試験は簡単な〇×形式の筆記試験だけ。一夜づけても十分合格可能な内容です。おまけに1万円もかからない料金で取得可能です。
また、すでに車の免許を持っている人はそれだけで原付に乗ることが可能です。
その日のうちに免許もらえるのがいいよね
購入費用が安い
原付は購入費用が安く、10万~15万前後で購入できます。
とくに中古であれば中には5万ほどで買える物もあります。
駐車場所に困らない
原付はサイズが小さいため、ほとんどの場合駐輪場に駐車することが可能です。
とくに駅前などは50cc以下のバイクのみ利用可能という場所が結構多いです。通勤などで駅までバイクで行きたいという人にはこのメリットは大きいですね。
原付は停める場所にあまり困らないよね
燃費がいい
原付は燃費がかなりいいです。
ガソリン1ℓあたり40km前後走れるモデルが多く、中にはなんと1ℓで70km以上も走るというモデルもあります。
軽い
原付は重量がとても軽いので、自転車のように簡単に取り扱えます。
なので力のない女性でも乗りやすいですし、Uターンなども簡単に行えます。
原付二種(51cc~125cc)のメリット
車の流れに乗れる
なんといってもこれが原付二種の一番のメリットですね。
原付二種は原付と違い時速100km近くまでスピードが出るため、大きな幹線道路でも車の流れに乗ることができます。
特に信号停止からの発進加速はその辺の車よりも断然速いですね。
また、原付のように30km/h制限がないので警察にビクビクすることも少なくなります。
原付でデカい幹線道路走るのはちょっと怖い
二段階右折が必要ない
原付では強制だった二段階右折が原付二種の場合は必要ありません。
ただ、二段階右折しなければいけないような道路は車の流れが速く、原付で右折レーンまで行くのは危ないことが多いので、二段階右折は個人的にはそれほどデメリットではないと思っています。
デカいバイク乗ってても二段階右折したくなる場面はあります。
原付よりあおられにくい
原付二種は原付よりスピードが出るし、車体もやや大きいため、車からあおられたり、無理矢理抜かれるようなことは少なくなります。
ただし、中には原付との違いがわからず、流れに乗っていてもガンガンあおってくるマヌケ車もいます。
タンデムができる
原付二種は原付と違いタンデム(二人乗り)ができます。
ただし、免許取得から1年が経過しないと乗せられないので注意しましょう。
俺はぼっちだから当然のせる相手なんていないぜ
まとめ
以上、原付と原付二種のメリットを比較しました。
原付はやっぱり30km/h制限が大きいので、個人的には原付二種の方がおすすめですが、免許取得の手間や購入費用、駐輪場所など、デメリットもあるので、どちらがいいかは本人の環境によりますね。
時間と余裕があるならぜひ原付二種の免許を取ってみてはいかがでしょうか。