バイトを辞め、ニートになってから1ヶ月。
完全に小学生の夏休み気分だったワケだけど、いろいろ変化もあった。
節約するようになった
元々ボクは「実家ぐらし」というぬるま湯をフル活用し、節約など全くせずにバイトで稼いだ金を好き放題使っていた。
何にいくら払ったかほとんど覚えていない。
一時期、家計簿アプリを使っていたこともあったが、半年が経過する頃には10万ぐらい実際の残高とズレていた。
根っからのダメ人間が家計簿を使っても意味がないらしい。
ニートになった今、貯金は減っていくばかり。
ボクの全財産23万円は、放っておけば税金などの固定費だけでアッという間になくなってしまう。
ここでマトモな人間なら
「早く次の仕事探さなきゃ!」
と考えるのかもしれない。
しかしボクの頭に浮かんできたのは
「どうやってニートを続けたまま23万の貯金で粘ろうか?」
という守りの一手だった。
典型的な社会不適合者の思考回路である。
そしてこのとき着眼したのが節約だ。
僕は30歳を超えた今、初めて「節約」というごく当たり前のことに着目した。
使ってないサービスを退会した
節約を決めたボクは、まずクレジットカードの履歴から削減できる無駄を探すことにした。
無駄だらけだった。
- タイムズカーシェア月額会員 900円
- はてなブログプロ 900円
- バイク定額レンタルサービス 3500円
どれも今じゃ全く使ってないサービスである。
毎月1ミリも使わないサービスに5000円ぐらい払っていたのだ。
特に「タイムズカーシェア」なんか生涯で3回ぐらいしか使ってないのに、4年ぐらい月会費を払い続けてた。
どっからどう見ても完全にアホである。
ポイ活するようになった
少しでも全財産23万を守るため、先月からポイント集めをするようになった。
いわゆる「ポイ活」というやつだ。
中でも注目したのは無料で登録できるポイントサイトというもの。
ボクが始めたポイントサイトは「定番」と呼ばれる以下の3つ
- モッピー
- ハピタス
- マクロミル
結論から言うとバリバリ効果ありだった。
詳しく書くとメッチャ長くなるから別の記事に書こうと思うけど、とにかくバリバリ効果ありだった。
外に2回出た
1ヶ月間のうち2回外に出た。
1回目は先程言ったバイク定額サービスを辞める手続きをするため、2回目は散歩だった。
外に一切出なくてもカーチャンが食事を無料提供してくれるのは、実家住みおじさん最大の強みである。
(と同時にどれほど理不尽な罵倒をされようが一切の口答えをできなくなる弱みでもある)
ひげがメッチャ伸びた
ひげがメッチャ伸びた。
そりゃそうだ。どこにも行かないんだから剃る必要がない。
長さをメジャーで測ってみたところ1.3cmだった。
このペースで行けば来月には2.6cmになるだろう。
2.6cmといえば相当なキモさだ。
キモい人ランキング上位5%には入るぐらいキモい。
そしてこの1.3cmのヒゲは、触ってみると坊主頭のようなチクチク感で気持ちいい。
まさにクセになる触感だ。
結果として、”四六時中ヒゲを指でなでる”という最高に気持ち悪いクセを身につけ、キモい人ランキング上位3%に入るぐらい気持ち悪い人になった。
クラウドソーシングを始めた
自宅で好きな時間に出来るクラウドソーシングという小遣い稼ぎを始めてみた。
クラウドソーシングというのは、ネット上で募集されている仕事にその場で取組み、家にいたまま報酬がもらえるという引きこもり御用達サービスだ。
1分程度で終わるものから長期に渡って契約するものまであるが、ボクが着手したのは、ほんの小遣い稼ぎの数分~数十分で終わるものがほとんどである。
結果から言うと1ヶ月で1万ちょいの収入だった。
ただし、時給に換算したら1時間200円もいかない超ブラック仕事ばかり。
ワタミの社長でも「それブラックすぎるだろ」って言いそうなレベルの低賃金である。
とにかく、よほど何か優れたスキルを持った人以外にとっては、全く割りに合わないブラックサービスだということが分かった。
ロン毛を目指すことに決めた
今までは2ヶ月に1回ペースで美容院に行っていた。
そして最後に髪を切ってからもう2ヶ月以上が経過している。
そろそろ美容院に行かねば…
しかし美容院は高い。
カット代3600円という金額はニートにとっちゃベラボーに高い。
…ん?待てよ。外でないんだから髪切る必要なくね?
ボクは新たな仕事を見つけて働きに出るギリギリまで髪を伸ばすことに決めた。
ヒゲもこの際どこまで伸びるかチャレンジしたい。
ロン毛でヒゲモジャ…
名前を書いてはいけないあの人しか浮かんでこない。
やっぱ気持ち悪いから髪切ろ。