不快に思う人がいる以上やめるべきだ…という人間こそ不快だ

ほりえもんイラストこれっておかしくない?

最近こんな言葉をよく目にする。

「不快に思う人がいるんだから、その表現はやめるべきだ」

鈍感にもほどがあるセリフである。

自分は誰も不快にさせてないとでも思ってるのだろうか?

スポンサーリンク

不快に思う人がいる以上…

まずそもそも

「不快に思う人間がいる以上やめるべきだ」

というセリフ自体がボクを不快にさせてる。

その時点でこの詭弁を口にするのは”やめるべき”ということになるだろう。

こんな一瞬で矛盾してることが分かるセリフをよく恥ずかしげもなく主張できるもんだ。

そもそも誰も不快にさせることのない人間なんて存在しない。

ボクだってそうだし、この記事を見てるあなただってそうだ。

たとえば以下のような例は実際に何度も目にした光景だ。

  • 容姿が優れていたり、金持ちの家庭に生まれただけで「あいつは苦労せずに生きてきたんだろう」と妬まれる
  • ただ事実を述べただけで「自慢か?」と反感を買う
  • 子供の話をしただけで子供のいない中高年のおばさんに睨まれる
  • 悪口に参加しないと八方美人と言われる

このように何も悪いことをしてなくても、不快に思う人間は存在する。

大半の人がカワイイと感じる犬や猫でも世の中には不快に思う人もいる。

大谷翔平選手のような嫌いになる理由が見当たらないスポーツ選手ですら、不快に思う人間は一定数存在する。

「不快に思う人がいる以上…」

なんて言葉を使う人も、おそらく多くの人を不快にさせる言動をしているだろう。

ただ鈍感だから気づいてないだけの話だ。

たとえば僕にとってはその”おめでたさ”が不快でたまらない。

誰かの『不快』は誰かの『快』でもある

ほりえもんイラスト

誰かに不快だと思われることも、別の誰かからしたら快いものに感じられているケースは少なくない。

例を一つあげると、実業家のホリエモン。

彼を嫌いだという人はけっこう多い。

彼の発言がニュースになると、ネット上では否定的反応がほとんどを占める。

つまり多くの人にとって彼の発言は『不快』なのである。

だが一方で僕がホリエモンに対して抱いている印象はまったくちがう。

彼の発言すべてに同意するワケではないが、おそらく9割以上は共感を覚えている。

「なんで正論を言ってるのに叩かれてんだろう?」

というように、いつも世の中の反応が不思議でしょうがない。

思い返せばボクは昔から周りと意見が合わないことが多かった。

理屈で考えれば明らかに間違っていることなのに、何で周りの人間たちは正しいと信じて疑わないんだろう?

そう思うような出来事は幼少期から今に至るまで腐るほどある。

だがホリエモンという人間は、知れば知るほどボクの中での好感度が上がっていった。

僕が昔からおかしいと思っていた常識の数々を、彼も同じような論理展開で否定しているからだ。

世間で話題になるニュースに対しても面白いほど意見が一致する。

ここまで共感できる発言が多い人間はそういない。

小さい頃からずっと周囲に理解されることなく孤独だったボクは、ホリエモンという人間が存在したおかげでかなり救われた。

やっぱり自分は間違っていなかったんだ、他にも似たような考え方をする人間はいたんだ、と。

つまりボクにとってホリエモンの発言は『快いもの』なのである。

たとえ世間の9割が彼に対して否定的な感情を持っていようが、僕にとっては彼の言動が救いになっている事実は誰にも否定できない。

不快なものを排除する世の中

もし仮にホリエモンが「大勢の人が不快に思うからやめろ」という理由で、発言権を奪われていたらどうなっていただろう?

ボクは今より孤独に苦しんでいたに違いない。

自分と同じ考えを持つ人間がいない世の中にもっと不快感を持っていただろう。

つまり「不快だからやめろ」という言動が、結果的にボクを不快にさせているワケだ。

漫画や音楽、芸能の世界でもそうだ。

100人中100人に好かれるアーティストなんて存在しない。

たとえば僕はB’zが好きでよく聞くのだが、中にはボーカルの稲葉さんの声が受け付けないという人も少なくない。

最近の漫画では進撃の巨人がお気に入りだが、「こんな退屈なマンガがなんで人気なんだよ!」と不快に思う人も中にはいる。

芸人のなかでは爆笑問題の太田が好きなのだが、ボクの両親は太田のことが大嫌いだと言う。

「不快に思う人がいる以上やめるべき」

という暴論がまかり通るなら、彼らは存在を許されない。

それどころか全ての芸術が成立しなくなる。

いかに馬鹿馬鹿しく身勝手な詭弁であるか、小学生だってわかるだろう。

だが世の中ではこの馬鹿げた話が当たり前に起こるようになってきた。

「不快だ!」とネットユーザーが騒げばすぐに謝罪。活動自粛。

もちろん世の中の炎上騒動なんて9割以上は騒ぎ立てるほうに問題がある。

  • 読解力不足
  • 知識不足
  • 思考力不足
  • 視野の狭さ
  • 許容力の低さ

原因はたいてい上のいずれかだ。

口先では多様性だなんだと綺麗ごとを言っておきながら、一方では自分の理解の及ばないものを「不快だから」という理由で徹底的に攻撃する。

これでは才能を持った人間がどんどん潰されていくだろう。

今のネットコミュニティはほとんどがこんな感じだ。

あれが不快だのこれは差別だの…

しょうもない難癖ばかりつけて表現者の足を引っ張るあんたらが一番不快なんだよ。

同じカテゴリーの記事はまだまだあるよ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ