ビジネスホテルなどに泊まるとたいてい大浴場(温泉)がありますよね。
しかし大浴場の正しい入り方やマナーを知らないという人も意外と多いのではないでしょうか?

マナーを知らずに恥ずかしい思いはしたくないなあ
そこで今回はホテルの大浴場の入り方(マナー)を解説していきます。
また記事の後半では
- 大浴場の空いてる時間帯
- 大浴場の混む時間帯
- 大浴場のおすすめ時間帯
も紹介していきましょう。
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ホテルの大浴場の入り方(基本マナー)
ではさっそくホテルの大浴場の入り方を紹介していきます。
流れとしては以下のような流れになります。
- 必要なものを持って大浴場へ
- ロッカーに荷物を入れる
- タオルを持って浴場に入る
- 体を洗う
- 湯船に入る
- 体を洗う(省略してもいい)
- 体をふいてから脱衣所へ
では順に詳しく解説していきましょう。
タオル、小銭、ルームキーを持って大浴場へ
大浴場へ持って行くのは、タオル・小銭・ルームキーの3つです。
タオルは大きいものでも小さいものでもどちらでも構いません(個人的には大きいほうがおすすめ)。
だいたいホテルの部屋に置いてあると思うので、それを持って行きましょう。
ロッカーはコイン式のものが多いので小銭も持って行くようにします。
また風呂上がりに自販機で飲み物などを買うことが多いので300円ぐらい持って行ってますね。

自販機にアイスが置いてあるホテルもあるよ
あとはルームキーも忘れずに持って行きましょう。
ちなみにシャンプー、リンス、ボディソープは浴場に置いてあるので持って行かなくて大丈夫です。
ロッカーに荷物を入れる

ロッカールーム(脱衣所)まで来たら着替えや荷物、ルームキーを鍵付きのロッカーに入れます。
たまにですが鍵付きロッカーがないホテルもあります。
そういった場合は浴場までルームキーを持って行くか、あるいはフロントにキーを預けましょう。
タオルを持って浴場へ入る
服を脱ぎおわったらタオルを持って浴場へ入ります。
持って行くのは大きいタオルでも小さいタオルでもOK。
一般的には小さいタオルを持っていく人のほうが多いですね。
体を洗う
浴場に入ったらまずシャワーで体を洗います。
洗う順番はお好みで。
シャワーがない場合はかけ湯でよし。

たまにシャワーのところで「カー、ペッ!」と痰を吐くおっさんがいるけど、入浴してる他の客が気分悪くなるからやめてね
湯船に入る
体を洗い終わったらいよいよ湯船に入ります。
足元がすべりやすいので転ばないように気を付けましょう。
体を洗う(省略可)
入浴が終ったらシャワーで体を洗い流しましょう。
ただし「温泉」の場合、あまり洗いすぎるとせっかくの温泉の効果が弱まってしまうため、サッと洗い流すだけで十分です。
シャワーをしないでそのまま出るというのもありですが、湯船の中にはいろんな人が入っているのでボクは洗ってから出るようにしています。
体をふいてから脱衣所へ
持ってきたタオルで体をしっかりふいてから脱衣所へ行きましょう。
マナーの悪い入浴の例
ここからは一般的にマナーが悪いとされる入浴方法を紹介していきます。
体を洗わないでいきなり湯船に入る
浴槽に入る前に体を洗うのはマナーです。
最低でもかけ湯ぐらいはしましょう。
湯船で泳ぐ
正直、泳ぎたくなる気持ちはわからんでもないです。
が、やはりマナー違反なのでやめときましょう。
びしょ濡れのまま着替えルームに出る
水滴が体についたまま脱衣所へ行くのもマナー違反です。
着替えるところがビチャビチャだったら気持ち悪いですよね?
しっかり体を拭いてから脱衣所へ行きましょう。
風呂の中にタオルを入れる
女性に多いんじゃないかと思いますが、湯船の中にタオルを入れるのはマナー違反です。
テレビではタオルを巻いたまま入浴しているシーンが多いですが、あれは特別な許可をもらって行っているので真似しないようにしましょう。
ただし「混浴風呂」ではタオルを装着した入浴がルールとして認められている施設も多いです。

余計なルールつくりやがって!!
浴槽の中に髪を入れる
けっこうやりがちだと思いますが浴槽の中に髪を入れるのもNGです。
髪が長い女性の方やロン毛の男性は髪を結ぶなどして対策しましょう。
大浴場は浴衣を着ていった方がいいの?
ホテルだとたいてい部屋に浴衣(ゆかた)がそなえ付けられていますよね。
ではこの浴衣を着ていった方がいいのでしょうか?
答えは「どっちでもいい」です。
ただボクの経験だと浴衣を着てる人の方が多い印象ですね。
ちなみにボクは着替えるのが面倒くさいので私服のまま行ってます。
大浴場の空いてる時間帯は?
やっぱり風呂に入るなら人が少ない時間にゆっくりと入りたいですよね?

客が自分しかいないってのが理想だね
大浴場の空いている時間帯はだいたい以下の2つの時間帯です。
一つ目は夜11:00以降。
遅くなれば遅くなるほど空いていますが、24時以降は清掃中になっているホテルも多いので注意が必要です。
ただし駅近くのビジネスホテルの場合、夜11:00ぐらいだとまだけっこうサラリーマンが多いこともあります。
もう一つは朝の時間帯。
朝はみんな遅くまで寝ていたいのか、大浴場に来る人は少なめです。
とくに早朝(5:00ぐらい)とチェックアウト時間前の1時間は空いてることが多いですね。
6:00以降になると、朝食を終えたオッサンたちが徐々に増えてきます。

みんな朝は部屋でゆっくりしたいもんだからね
あとこれは言うまでもないかもしれませんが、やはり休日よりも平日の方が空いています。
大浴場の混む時間帯は?
逆に大浴場の混む時間帯は夕食前から夕食後あたりですね。
時間でいうと17:00~22:00ぐらい。
ゆっくりお風呂に入りたいならこの時間帯はなるべく避けたいところ。。
ただ、ちょうど夕食の時間をピンポイントで狙えば空いていることもあります。
大浴場に行くなら朝が断然おすすめ
個人的には大浴場に行くなら朝の時間帯が一番おすすめです。
なぜかっていうとその主な理由は以下の3つ
- 眺めがいい
- 頭がすっきりする
- 人が少ない
眺めがいい
夜とは違い、朝は外の景色を味わいながら入浴を楽しむことができます。
とくに露天風呂の場合は最高に気持ちがいいですね。

朝日を見ながらの温泉は最高だね
頭がすっきりする
朝から風呂に入ると体全体に血流がいきわたり頭がすっきりします。
おかげでその日は朝から充実した1日を過ごすことができますね。
また、朝一で日光をあびることで生活のリズムが整う効果もあります。
人が少ない
朝は夜に比べると人が少ないです。
というのもやはりみんな朝から大浴場まで行くというのはしんどいんですよね。
ボクも正直言うと朝は遅くまで眠っていたいし、朝っぱらから大浴場まで行くのはおっくうです。
ただしそれは他の人たちも同じなので、だからこそ朝の大浴場は空いているのです。
そして運がよければ大浴場を貸し切り状態ということも多々あります。
めんどくさかったら部屋の浴室で済ますのもあり
わざわざ部屋から出て大浴場まで行くのも正直めんどくさいなあ、って思うこともあると思います。っていうかボクはしょっちゅうあります。
そんな時は部屋にある浴室で済ますのも全然ありですね。
大浴場のような開放感はありませんが、その代わり短時間でかつ誰とも会わずに済ませられるというメリットもあります。
ホテル関係者の方の話によると、大浴場を利用しないお客さんも結構多いらしいですよ。
まとめ
以上、ホテルの大浴場の入り方とおすすめの入浴時間帯を紹介しました。
もう一度かんたんにまとめると
入浴のマナーとして絶対に守りたいのが以下の3つ。
- シャワーまたはかけ湯をしてから湯船に入る
- タオルや髪を浴槽内に入れない
- 脱衣所に行く前に体をしっかりふく
大浴場が空いてる入浴時間帯は
- 早朝
- 夜11時以降
のいずれか。
ということで、ホテルの大浴場をガンガン楽しんでいきましょう。