寒い時期になるとバイクに乗るのは辛くなってきますよね。
僕なんかガリガリ体型でかなりの寒がりなんで、毎年冬になると寒さに耐えるのに必死でした。
いろいろなバイク用の防寒ウェアを試してみるも、なかなか寒さを完全に防ぐことはできません。
ところが最近、巷で話題の電熱ウェアっていうものを買ってみたのですが、
これが使ってみてびっくり!
めちゃくちゃ温かい!!
まるで風呂に入りながら運転しているかのような温かさ。。
今まで買ったどんな防寒ウェアよりも、ずば抜けて防寒効果が高いんですよ。
今まで苦痛に感じていた冬のバイクも電熱ウェアを使用するようになってからは全く苦に感じなくなりました。
まさに世界が変わったって感じですね。
そこで今回はこの電熱ウェアの魅力を紹介していきます。
バイクの防寒はこれが一枚あるだけで断然違う
僕はかなりの冷え性なのでこれまでにいろいろな寒さ対策をしてきましたが、
その中でもダントツでおすすめできるのが電熱ウェアです。
電熱ウェアっていうのは簡単にいうと電気の力で体を温めてくれる服。
服についている電源スイッチを押すと服から電気の熱が発生して体をあたためてくれます。
そしてどんな防寒性に優れたアウターよりも、ずば抜けてポカポカ効果がありますね。
ボクの場合、この電熱ウェアを買ってからは、冬は毎日これを着て外出しています。
ちなみに↓が僕の愛用しているベストタイプの電熱ウェアです。
ヒーテックという電熱ウェアで有名なメーカーのものですね。
電熱ウェアには車体から電源を取るタイプとモバイルバッテリーを使えるタイプの2種類があるのですが、僕が使っているのはモバイルバッテリーのタイプ。
モバイルバッテリー式のメリットは、
- めんどくさい配線が必要ないこと
- バイクから降りても使えること
- 値段が車体電源式より安めになってること
の3つです。
車体電源式のものに比べて、モバイルバッテリー式だといまいち温かさが足りない商品も多いというのはよく聞く話。
ところが、このヒーテックのモバイルバッテリー式電熱ウェアに関しては十分すぎるほど温かいです。
この辺はさすがヒーテックといったところですね。
ちなみに車体電源式のモデルは↓になります。
※追記
車体電源式のヒーテックを購入しました!
正確に言うとヒーテックの後継モデル「ヒートマスター」ですね。
詳しいレビューは下の記事からどうぞ↓
電熱ウェアのメリット
ここからは電熱ウェアの具体的なメリットを紹介していきます。
圧倒的な防寒性
一番のメリットは圧倒的な暖かさです。
電熱ウェアは今まで僕が着たどんな冬物アウターよりもずば抜けて温かい!
一般的な防寒ウェアってあくまでも外からの寒さを防ぐものであって、自ら発熱する機能はないんですよね。
なのでどうしても温かさには限界があります。
でも電熱ウェアは自らが発熱してくれるので従来の防寒ウェアとは温かさが全然違います。
たとえ冬の一番寒い時期でもこれ一枚着ているだけで一人ポカポカ状態になれるんですよ♪
僕はもはやこれなしでは冬はバイクに乗れないですね(笑)
また、バイクに乗るときだけでなく歩きや電車に乗る時などもこれを着ています。
僕の使っている電熱ウェアは普段着ているアウターの下に着れるので
オシャレ的にも全く問題ありません。
温度調節が自由
僕の使っている電熱ウェアは三段階の温かさがあり、ボタンを押すだけで温度が変わります。
バイクに乗っている時は寒いけど降りてからが暑い・・・
そんなときでもいちいち服を脱ぐことなく温度調節ボタンを押せば一発で解決できます。
あるいはバイクに乗っているとき以外の日常生活。
たとえば電車に乗っている時や、室内にいるときなんかでも、温度調整がボタン一つでサッとできるのですごい便利なんですよね。
僕なんか家の中にいるときでも、ちょっと寒いなって思ったら電熱を着たりしています。
何度でも使える
他の寒さ対策として有効なものに使い捨てカイロがあります。
僕も時と場合によってカイロを使うこともあるのですが、
やはり消耗品なので使ったらなくなりますので、購入費用なども気になるところ。
その点、この電熱ウェアはバッテリーを充電すれば何度でも使えます。
ちなみに僕の持っている電熱ウェアは、スマホなどの充電に使える一般的なモバイルバッテリーが使用可能。
なので、いざという時にスマホの充電などにも利用できます。
かさばらない
電熱ウェアは一枚着るだけで、ほかの防寒アイテムを何枚も着る以上の効果を発揮します。
普通だったら何枚も重ね着しなくてはならないところも電熱ならこれ一枚で済みます。
結果として着膨れしづらいのでファッション的にもありがたいですね。
またカバンの中に入れておいてもかさばらないというのも利点です。
電熱ウェアのデメリット
電熱ウェアのデメリットも探してみたのですが…
・・・う~ん、これと言って見当たりませんね。。
バッテリーの充電をし忘れてた時に他の防寒ウェアより寒いっていうぐらいですかね。
正直デメリットはこれぐらいしか見つからなかったです。
実際に電熱ベストを着用した感じ
実際に電熱ベストを着るとこんな感じです。
左の写真の胸辺りで赤く光ってるのが温度調節ボタンです。
温度によって色が変わります。
ボタンを押すと赤→オレンジ→緑の順に変わっていきます。
赤が一番暖かいやつですね。
基本は赤で使用して暑いときはオレンジか緑にするって感じです。
長押しすると電源が切れます。
ふたたび電源を入れるときも長押し。
この電熱ベストでは胸と背中が暖かくなるようになっています。
前と後ろ両方から温められるのでかなり暖かく感じますね。
普段はこの電熱ベストの上にコートやジャケットなどを着ています。
冬の場合はバイク用のウィンタージャケットを着用していますね。
モバイルバッテリーは何時間持つ?
モバイルバッテリーは「Anker」という有名メーカーのものを使っているのですが
一番あたたかい赤モードで使うとして
- 10000mAhで4時間
- 20000mAhで8時間
だいたいこのぐらい持ちます。
ツーリングに行くときは2つモバイルバッテリーを持って行くと安心ですね。
なお、おすすめのモバイルバッテリーについては以下の記事を参考にして下さい。
(↑の20000mAhのモバイルバッテリーもこの電熱ベストのポケットに入ります。)
電熱ウェアの効果をさらに高めるコツ
最後にこの電熱ウェアの効果をさらにアップするちょっとしたコツを3つ紹介しますね。
まず1つ目はリュックサックを背負うことです。
こうすると電熱ウェアの背中部分が常にリュックサックに押し付けられ、
より温かい状態が作れます。
2つ目はなるべく電熱ウェアの下に着るものは少なくすること。
肌と電熱ウェアとのあいだにクッションが増えるほど熱が伝わりにくくなります。
僕の場合は、電熱ウェアの下に着るものはヒートテックや普通のロンTなど1枚です。
3つ目は電熱ウェアの上に着るものを防風性・保温性の高いものにすることです。
せっかく電気で温めても防風性の弱いアウターを上に羽織ってしまうと熱が逃げやすくなり効果が半減してしまいます。
また、首元からは外の空気が入り込みやすいのでネックウォーマーなどでしっかり外気を遮断しましょう。
僕は電熱ウェアの上にはウィンタージャケットを着るか、もしくは電熱とウィンタージャケットの間に、フリースや薄手のダウンなどを挟むことが多いです。
インナー+電熱ウェア+フリースorダウン+ウィンタージャケットという組み合わせが一番電熱ウェアの効果を感じられますね。
まとめ
以上、電熱ウェアの魅力について紹介しました。
電熱ウェアはこれまでの防寒ウェアとははっきりいって次元の違う温かさです。
まだ試したことのない人はぜひ試してみてください。
冬のツーリングが快適になること間違いなしです。