旅先の宿泊場所として便利なビジネスホテルですが、もう少し安く泊まりたい場合、カプセルホテルに泊まるという選択もあります。
そこで今回はビジネスホテルとカプセルホテルの違いを比較し、それぞれのメリットデメリットをまとめました。
カプセルホテルのメリット
料金が安い
カプセルホテルは2000円~3000円前後で泊まれるところが多いです。ビジネスホテルは安いところでも4000円~6000円程度かかるところが多いので、それと比べると半額ほどの料金で泊まれることになります。
カプセルホテルにはレストランも付いているので、この浮いた2000~3000円でおいしいものを食べるというのもいいですね。
2000円以上浮くのは大きいね
予約なしで泊まれる場合もある
カプセルホテルは”ウォークイン”といって予約なしで立ち寄ることも可能です。なので宿泊先の予約をしていなかった場合でも、そのまま宿泊することができます。
ただ状況によっては満室で断られる場合もなくはないので、余裕があれば予約しておいた方が安心ではあります。
ほかの客も一人なので騒がしくない
カプセルホテルの客はたいていが一人で来ているサラリーマンなので、観光客がバカ騒ぎしているというようなことはほぼありません。
また、みんな一人で来ているので自分だけ一人で孤独感を感じるということもありません。
温泉施設がついていることが多い
カプセルホテルはもともとスーパー銭湯などの温浴施設だったものを宿泊場所に改装したものが多いので、大きな温泉施設が利用できることが多いです。
やっぱり旅に来たからには大きな温泉でゆっくり疲れをいやしたいですよね。
カプセルホテルのデメリット
防音性が弱い
カプセルホテルは上下左右の部屋に他の客が入っているため、いびきなどの騒音が結構聞こえます。とくに下段の部屋に泊まった場合は上段の客が身動きするたびに、その音が下に響くことになります。
カプセルホテルに行く際はこれらの騒音を軽減するために耳栓が必須です。
狭い
カプセルホテルの部屋は前後2m、左右1m、高さ1mぐらいの小さな部屋です。室内で立つこともできないし、寝る以外のことはあまりできません。
室内で食事がとれない
カプセルホテルではたいていの店で個室内での食事は禁止されています。なので食事をしようと思ったらロビーや大広間などに移動してから食べなければなりません。
これは結構めんどくさいですね。
外出はできるところとできないところがあるよ
地方にはあまりない
カプセルホテルが多いのは都心や県の中心部で、観光地や田舎の方ではあまり見かけることはありません。旅で使うよりも都会で働くサラリーマンなどが使うことが多いのでしょうね。
まわりに気を遣う
カプセルホテルでは上下左右の部屋に他の客が寝ているため、物を立てないようにかなり気を遣います。
とくに上段の部屋に泊まった場合は、はしごの上り下りをするだけでも下段で寝ている客に音がしてしまうので、あまり頻繁に部屋を出たり入ったりはしづらいです。
ビジネスホテルのメリット
まわりの騒音が気にならない
ビジネスホテルではカプセルホテルと違い隣の部屋のおっさんのいびきが聞こえるなどという事はありません。逆に、よほどデカい音を立てない限りこちらの物音が他の部屋に響くという事もないので気をつかう必要がありません。
部屋が広い
やっぱり部屋が広いほうが落ち着きますよね。
室内にトイレや洗面所もあるので、人目を気にせず存分にくつろぐことができます。また室内での食事ももちろんOKなので、好きのものを好きなだけ飲み食いできます。
外出が自由
ビジネスホテルでは室内に荷物を置いて、身軽なかっこうで旅先を楽しむという事もできます。夜中にコンビニに出かけたりするのも自由だし、その土地でしか行けないお店に行くというのも楽しいですね。
夜に旅先のコンビニに行くのってなんか好きなんだよね
ビジネスホテルのデメリット
料金が高い
ビジネスホテルは素泊まりでも4000円~6000円ぐらいするところが多いです。カプセルホテルのほぼ倍ですね。
前もって予約が必要
ビジネスホテルはほとんどの場合前もって予約が必要です。ただ、当日でも予約できるところはたくさんあるし、最近ではネットで簡単に予約できるので、それほど困ることはありません。
まとめ
以上、カプセルホテルとビジネスホテルの違いを比較しました。快適性や便利さで言えばビジネスホテルの圧勝ですが、カプセルホテルにはビジネスホテルの半額ほどの料金で泊まれるという大きなメリットがあります。
旅の費用を少しでも浮かせたいならカプセルホテルを利用するのもアリですね。
旅は結構お金がかかるから少しでも宿泊料金は抑えたいよね
そのほかの安い宿泊場所は下の記事で紹介しているので興味があればご覧ください。