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カプセルホテルとは?メリット・デメリットや使い方を詳しく説明

ひとり旅

カプセルホテルって何?ほかのホテルとどう違うの?使い方は?

この記事ではそんな疑問に答えていきます。

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カプセルホテルとは

カプセルホテルとは、人一人が横になれる程度の小さな個室(カプセル)で宿泊ができるホテルです。一般的に他のビジネスホテルなどよりも安い料金となっています。

個室は上下二段になっていることが多いです。

カプセルホテルの利用方法

カプセルホテルに初めて行く方はどうやって利用したらいいか不安な人も多いと思います。

そこで簡単な流れを説明します。

予約する

カプセルホテルは予約なしでも泊まれる場所も多いですが、満員のときは断られる可能性もあります。予約してから行くのが無難でしょう。

ぼくはだいたい 楽天トラベル から予約しています。

入館

入館すると多くの場合、カギ付きの靴箱があるのでそこに靴を入れてカギを閉めます。

そして、受付の人に「予約していた〇〇です」というと、受付の人が館内の利用方法を説明してくれます。(予約していない場合は「宿泊したいのですが空いてますか?」などと言えば案内してくれます。)

料金もこのとき支払うことが多いです。

そして先ほどの靴箱のカギと交換にロッカーのカギを渡されます。また、同時に館内で着る浴衣を渡してくれるところもあります。

荷物はロッカーにしまってもいいし、個室内に持ち込んでも構いません。また、ロッカーで浴衣に着替えても、私服のまま過ごしてもどちらでもOKです。

個室内へ

そして、案内された部屋番号の個室へ行きます。上段の個室の場合はハシゴをのぼって上段の個室に入ります。足元は狭いので手すりにつかまり、気を付けてのぼりましょう。

室内に入ったらカーテンがあるのでカーテンを閉めましょう。そこからはテレビを見るのも寝るのも、施設内の大浴場に行くのも自由です。(個室内での飲食はほとんどの場合禁止されているので気を付けましょう)

チェックアウト

だいたい朝9時ぐらいまでにチェックアウトの場所が多いです。
受付の人にロッカーのカギを渡し、引き換えに靴箱のカギを受け取ったらあとは出るだけです。

カプセルホテルとビジネスホテルの違い

カプセルホテルとビジネスホテルではどのような違いがあるのでしょうか。
メリット・デメリットに分けて説明していきます。

カプセルホテルのメリット

料金が安い

一般的にカプセルホテルはビジネスホテルと比べ料金が安いところが多いです。
これが最大のメリットですね。

ビジネスホテルだと一泊でだいたい5000円以上するところが多いですが、カプセルホテルだと3000円前後で寝泊まりができるところがほとんどです。

温泉や大浴場がついていることが多い

カプセルホテルはもともと温泉施設や銭湯だった場所に宿泊場所を増設したものが多いので、多くの場合、宿泊代のみで温泉や銭湯も利用することができます。

予約なしで入れることが多い

ビジネスホテルだと前もって予約をしていないと断られることも多いですが、カプセルホテルは「ウォークイン」といって予約なしで利用できる場所が多いです。

ただし、人気のあるカプセルホテルや繁忙期には予約してから行くのが無難でしょう。

カプセルホテルのデメリット

個室が狭い

カプセルホテルはとにかく室内が狭いです。
だいたい縦2m、横1m、高さ1mくらいの場所がほとんどですね。

狭いところが苦手な人には向いていません。

騒音が気になる

カプセルホテルは隣や上下の個室にも他の利用者が泊まっているので、人の動く音や、いびきなど、騒音が気になることが多いです。

ただ、耳栓をすればこれはだいぶ軽減されます。耳栓は100均などでも購入できます。

個室の温度調節ができない

ビジネスホテルでは多くの場合、部屋ごとにエアコンがついていますが、カプセルホテルの場合は個室ごとに温度調節をすることができないため、むし暑かったり、肌寒かったりします。

とくに、寒い場合なら何か上に掛けるものを足したり、服で調整したりできますが、暑い場合はどうしようもないため、けっこう寝苦しかったりします。

周りの人に気を遣う

隣や上下の個室ではほかの利用者が寝ているため、とにかく音を出さないよう気を遣います。

たとえば夜中にのどが渇いても、周りの人を起こしてしまうんじゃないかと気になって、結局ガマンしてしまう、ということなどもけっこうあります。

カプセルホテルに関するよくある質問

ここからはカプセルホテルに関するよくある質問に答えていきます。

部屋の中には何があるの?

それぞれの個室の中にテレビとコンセントがついています。
また、個室内の電気の明るさも調整できます。

寝る場所なので当然ですが、枕と布団もセットされています。

外出はOK?

OKなところとNGなところがあります。ホテルのホームページを見るか、スタッフさんに確認しましょう。

個室内で飲食はできるの?

ほとんどの場合できません。ただ、たいていの場合、施設内にレストランや休憩所があるので、そこで飲食は済ませましょう。

女性でも利用できるの?

ホテルによってできる所とできない所があります。最近は女性専用スペースを設けているところも多いです。

周りの騒音はうるさくないの?

うるさいことも多いです。ただ、耳栓を持って行けばかなり軽減されるので、必ず持って行きましょう。なお、ホテル内で販売してるところもあります。

上段と下段どっちがいいの?

それぞれメリットデメリットがあるので一概にどちらがいいとは言えませんが、僕は上段を選ぶことが多いです。

ちゃんと眠れるの?

僕の場合はだいたい眠れます。部屋のスペース的には足を伸ばしてもまだ余裕があるので問題ないです(著者の身長は171cm)。ただ、神経質な人は眠りづらいかもしれません。

予約なしでも大丈夫?

大丈夫な場合も多いですが、予約したほうが安心ではあります。
また、予約したほうが料金が安くなる場合もあります。

連泊できる?

可能ですが、ほとんどのホテルの場合、9時から15時ぐらいまで部屋の清掃をするため、9時までに一度チェックアウトして、15時以降にまたチェックインする必要があります。

歯ブラシなどのアメニティは?

歯ブラシは共有の洗面スペースなどに置いてあることが多いです。貸しタオルや浴衣はチェックイン時に渡されることが多いです。

まとめ

カプセルホテルは、快適度ではビジネスホテルに劣りますが、最低限のプライベートや寝心地は確保されているので、とにかく料金を安く済ませて宿泊したい人におすすめです。

なお、その他の低価格で泊まれる場所は下の記事で紹介しています。

また、下の記事では宿泊場所に行くまでの交通手段について紹介しています。