この世には2種類のニートがいます。
- 働きたいけど仕事がないニート
- そもそも働きたくないニート
もちろんボクは後者のそもそも働きたくないニートです。
働きたくねぇだ?甘ったれんじゃねぇよ!
…と言われれば、ぶっちゃけ返す言葉がひとつも浮かんできません。
しかし何も言い返せない立場と引き換えに、あふれんばかりの自由時間を手に入れました^^
では我々ニートたちはなぜ働きたくないのでしょうか?
今回は働きたくない男がニートをやってる理由を分かりやすくランキングにしてみました。
働きたくない男が思う、働かない理由ランキング
働きたくない男はなぜ働きたくないのか?
5位から順に理由を発表していきましょう。
第5位 面接が怖い
そもそも働く前に行われる面接が怖いっていうのは働きたくないニートあるあるだと思います。
空白期間が長かったり、正社員経験のない高齢ニートほどツッコまれるのが怖くなりますね。
とくにボクみたいな
中退歴2回!留年あり!!正社員歴なし!!!バイト15退職!!!!
…というギャグみたいな経歴を持つと、バカ正直に履歴書を書くわけにも行かず、ちょいちょい嘘エピソードを織り交ぜねばなりません。
第4位 何のスキルもない
ニートってぶっちゃけ何のスキルも持ってない人が多いと思います。
ボクもスキル0のままオッサンになってしまい、できる仕事がかなり限られてきました。
スキルなし高齢ニートでも雇われそうな仕事というと…
- 倉庫・工場などの単純作業
- 営業
- 接客業
- 介護
ぐらいが関の山だと思いますが、コミュ障ニートだと一番上以外はとてもやる気になれません。
接客は以前コンビニを何度かやったことがありますが、精神的ストレスを休日まで引きずってしまい、明らかに向いてませんでした^^
第3位 安定を求めていない
「結婚して”普通の家庭”を築きたい!」
とかなら、正社員になったほうがいいのかもしれないですけど、結婚願望って小さい頃からまったくないんですよね。
老後の心配…っていうのもよく聞くけど、
「心身ともに最も充実している時期を老後のために犠牲にしたくない」
ということを小学生の頃からずっと思ってました。
たとえば仮に70歳で退職するとする。
でも男で70歳まで生きられる確率って統計的には85%、80歳まで生きる確率は65%しかないんですよね。
くわえて脳ミソも体も若い頃のようには動かなくなることを考えると…
「満足に動けるかどうかも分からない老後よりも、人生で一番動ける時間にとことん楽しもう!」
という考えの人間がいても不思議ではありません。
とはいえ仕事がそこまでイヤじゃない人なら”犠牲”ってほどでもなくて、仕事しながらでも普通に人生を楽しめるんだろうとは思います。
なので別に会社員の人生を否定してるワケではないんで悪しからず。。
第2位 週5で8時間労働を耐える忍耐力がない
そもそもの話をすると『週5で8時間労働』というもの自体、昔から絶対にやりたくないと思ってました。
というのも小学生時代の影響が大きかったと思います。
当時ボクの父親は毎朝5:30ぐらいに起きて7:00には出勤。
そして会社から帰ってくるのが22:00ぐらい。
だれよりも早く家を出て、だれよりも遅く帰ってくる。
帰ってきたら会社であった嫌なことを延々話して、寝て起きたらまたすぐ会社。
ストレスのせいか、たまの休日は毎週のようにボクを含む誰かを怒鳴りつける日々。
…父親の生活は地獄にしか思えませんでした。
当時、小学生ながら
「絶対オレにはこんな辛い生活できない!やりたくない!サラリーマンなんか死んでもなりたくない!」
こんなことをいつも考えていました。
小学校時代に悲惨な学生生活を送っていたのもあって、9:00~15:00ぐらいまでしかない小学校さえ行くのが嫌で仕方なかった…というのも影響しているでしょう。
「会社よりはるかに短い小学校ですらこんなに辛いのに、この苦痛をさらに多くの時間味わうなんてムリだ!」
当時毎日のように思っていたことは、大人になっても変わることはありませんでした。
第1位 人間関係が苦手
ニートが働かない理由として一番大きいのは、そもそも人間関係が苦手っていうところだと思います。
もちろん労働自体が嫌いだっていうのもあるけど、それ以上に
「労働で人と接するのが嫌だ」
っていうのが大きいんですよね。
たとえば下のような条件の仕事があったとする。
- 労働10時間、家で誰とも接せずに仕事できる
- 労働6時間、会社で仕事をするが給料は上の倍もらえる
これだったらボクならノータイムで1番を選ぶんですよ。
それぐらい人と接することにストレスを感じるんです。
なぜこんなにストレスを感じるのかというと、
結局のところ小さい頃のイジメやらなんやらが影響して、対人恐怖症みたいになってるんじゃないかな…?
20歳前後のときなんかヒドいもんでした。
当時は他人の目がとにかく気になって仕方ない状態。
ちょっとコンビニに行くのにも、わざわざシャワー浴びて髪をセットして、おしゃれな格好して…
で、1時間ぐらいかけて準備したのに、結局外に出るのが怖くて行かないなんてこともザラ。
入念に準備だけして、行くか行かないか30分ぐらい悩んだあげく、結局行かない…という最高に馬鹿馬鹿しいことを何十回もやってたんですよ。
客観的に見るととても異常な行動ですし、自分でもおかしいことは理解していました。
でも理屈では分かっていても出来ないことってあるんですよね。
たぶん病院とかに行けば、なんらかの精神的病気の診断は出てきたんじゃないか?と思います。
働きたくない男がやってること
以上、働きたくない男がニートをやってる理由を紹介しました。
結局のところ、世の中のニートが働きたくない理由として一番大きいのは、最後にあげた人間関係の問題だと思うんですよね。
人と接することがそこまでストレスにならない人間と、人と接するだけでかなりのストレスを感じる人間では、同じ仕事をやったとしても心労度が大きく違ってくるんじゃないかと。。
とはいっても、個人的には一生親のスネをかじって生きたいと思ってるワケでもないです。
(他人がそういう人生を送るのは別になんとも思わないけど…)
なんとかサラリーマンにならずに生きていける方法はないか?
高校生になったあたりからよく考えていました。
いろいろと模索した結果…
まず高校時代に行き着いたのがボクシングという競技。
ボクシングはほかのスポーツと違って大人になってから始めて成功した例がたくさんあったのと、当時はボクサーっていうのが格好良く見えた…という単純な理由からです。
最終的にプロテストを受験できるレベルまでは行ったのですが、プロテストは受けずにやめました。
結局のところ「サラリーマンになりたくないから」という理由で続けていただけで、ボクシング自体をそこまで好きになれなかったんですよね。
当然本気で好きでやってる人との差は広がるばかりで、これじゃプロとして食っていけない、仮に食えたとしても好きじゃないならサラリーマンと対して変わらない…そう考えてやめました。
その後もいくつか別の夢を見てはあきらめての繰り返し…
気がつけば何のスキルもないおっさんニートが出来上がっていました。
夢追いフリーター ⇒ 夢叶わずスキルなし高齢おじさん
という、まあ割とよくある定番ルートです。
そして最後までサラリーマンになることを拒否し続け、やりたいことを探しながらアルバイトを転々とし、最終的にたどりついたのがブログ運営。
このブログは書きたいことをテキトーに書いているだけなので、ぶっちゃけほとんど収益が出ていませんが、ほかに収益化目的のサイトを現在4つほど運営しています。
…が、なかなか思うように結果が出ず、アレコレいろいろ試しているというのが現状。
文章を書くことは得意なので雇われのWEBライターとして食べていく…という方向も選択肢の一つとしてはありかもしれません。
ただしそれは取りあえず自分のサイトで何年かやってみて、どうしてもダメだった場合の最終手段。
自分でゼロからオリジナルのものを作るのが好きなんで、誰かに雇われてルールに沿った文章を書くっていうのは、できれば避けたいんですよね。。
自分の作ったブログで成功する。
これが今現在の夢であり、おそらく最後の希望でもあります。