みんなスマホの音声入力って使ったことある?
スマホに向かってしゃべってそれで文字入力するってやつ。
・・・ボクはというと、音声入力の存在自体は何となく知ってました。
でもまあ別に現状でも文章入力に困ってないし、、
音声入力って誤字脱字ばっかなんじゃないの?
そもそも声出すのめんどいよね。
っていうかオレ滑舌悪いからちゃんと聞き取ってくれないと思うわ…
・・・みたいなことを考えて、今まで全然使ってこなかったんですよね。
でも先日とあるブログを見てるときに音声入力をすすめる記事があったんですよ。
「音声入力やるとマジでブログ執筆がはかどる」
「スマホ手入力の5倍の速さで書けるよ?」
的なことが書いてあったんで、
マジか?じゃあちょっとやってみよっか…
そう思って音声入力とやらを使ってみたんですよ。
そしたらね?
マジで5倍でした
これはブロガーだけじゃなくて、仕事で文章書く人とか、あるいは普段のTwitterとかLINEのやりとりなんかでもガチで使えます。
今まで一生懸命スマホで文字入力してたのがばかばかしく思えてくるレベルで。。
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iPhoneの音声入力と普通の文字入力の早さを比較

音声入力がどれだけ早いのか証拠を見せろや
っていう声にこたえるべく、
実際に音声入力がどれくらい早いのか試してみました。
比較対象は以下の3つ
- スマホのポチポチ入力
- スマホのフリック入力
- パソコンのタイピング入力
書く文章はボクがこの記事を書くちょっと前にしたこのツイートにしよう。
すごい今更なんだけど、スマホの音声入力がめちゃくちゃ便利なことに最近気づいた。今までの5倍位のスピードで文章が書ける。この文章も全部音声入力で書いてるんだけど、誤字脱字も全くなくて完璧。ちなみに僕が使ってるのはiPhone 8。他の携帯だとどうなのかは知らないです😇(最後の絵文字だけ手入力
— シバショー (@shibasho0) June 5, 2020
文字数はちょうど140文字。
果たしてどの文字入力が一番早いのか!?
公平に記録を取るために「予測変換」の使用はなしというルールでやります。
スマホのポチポチ入力
まず最初に検証するのはガラケー時代からおなじみ、ボタンをポチポチおして入力する「ポチポチ入力」。
世代を問わず、最も使用している人が多いんじゃないだろうか。
時間の計測には、なんとなく購入して以来使い道がいまだに見つからない激安スマホウォッチを使います。
完全に無駄な買い物だと思われていましたがとうとう役に立つ時が来ました。
タイマーセット。

よっしゃ!ポチポチ入力行くぜ!
ぽちぽちぽちぽちぽちぽち…

記録は・・・

4分15秒!
多分一番遅いだろうと予測していたポチポチ入力のタイムは4分15秒です。
けっこう急いでポチポチ押したんだけどかなり時間かかりました。
・・・ってかポチポチ入力しんどいわ!
こうして久々にやるとフリック入力のありがたさがよくわかる。。
よし、次いってみよう!
スマホのフリック入力

1年前ぐらいからボクも使い始めたのが「フリック入力」
指をスライドさせて入力するという、慣れるまでやりづらい入力法ですが、慣れたらたぶんポチポチ入力より圧倒的に速いです。
ってワケで今からその速さを証明するぜ!

はぁっ、はぁっ!!
・・・タ、タイムは!?

2分43秒!!
ポチポチ入力より約1分半も早いですね。
パソコンのタイピング入力
続いてはパソコンのタイピング入力。
ボクはブラインドタッチもできるし、そこそこタイピングには自信があるんですよね(e-typing340点)。
たぶんスマホよりも断然速いタイムが出せるハズ。。
カタカタカタカタカタカタ…


なんかキーボードきたねえな
っふう。。
タイムは…?

1分18秒!!
ブラインドタッチが得意なだけあって、フリック入力と比べて1分半も速いタイムが出ました。
普通の人はこれの倍以上かかるんじゃないかな?
これさすがに音声入力でも勝てないっしょ?
iPhoneの音声入力
さあ、お待たせしました。
いよいよiPhoneの音声入力だよ!
ちなみにiPhone8だよ!

本当にあのブラインドタッチのタイム抜けるのかよ?
よっしゃ!音声入力行くぜ!
・・・タイムは?

46秒!!
速ぇええええええ!!
それぞれの文字入力速度の比較
それぞれの文字入力スピードの結果をまとめるとこんな感じになりました。
- ポチポチ入力・・・4分15秒
- フリック入力・・・2分43秒
- PCタイピング・・・1分18秒
- 音声入力・・・46秒
PCタイピングはけっこう自信あったんだけど、音声入力はさらにその上を行く速さ!
マジで速いっすわ。
ポチポチ入力なんかもう二度と使わねえ。。
音声入力の精度

でも音声入力って誤字脱字が多いんじゃないの?
音声入力は精度が悪い。
そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。
・・・でも結果は誤字脱字0!
全部完璧に入力できてました。
最近はスマホでメモを取るのに音声入力を使うようになったんですけどね、
まあホントに誤字脱字が少ない!
音声入力ってこんな精度高かったんだ…
ってマジで感動しましたよ。
音声入力は滑舌が悪くても大丈夫
ぶっちゃけボクってかなり滑舌が悪くて、けっこう言いづらい発音もあったりするんですよね。
でも音声入力はボクの言いたいことをほぼ全部正確に文字にしてくれます。
滑舌が悪すぎて人によく聞き返されるレベルの僕の発音も、ちゃんと理解して聴きとってくれるんです。
どうやらちょっとぐらい発音がおかしくても、文脈とかで勝手に判断してくれてるっぽいですね。
たま~にそのせいで何度発音しても勝手に違う単語に変えられることもあります。
たとえば「ラ行」と何度言っても「ラジオ」と入力されることがありました(笑)
でも基本的にはだいたい思った通りに入力されるので問題ないです。
ちなみに改行したいときは「かいぎょう」って言えば改行してくれます。
音声入力のメリットデメリット
ここからはさらに音声入力のメリット・デメリットをあげていきましょう。
音声入力のメリット
まずは音声入力のメリットから。
時間の大幅な節約
さっき見せたように、音声入力は他の文字入力方法と比べて明らかに速いスピードで文字を入力できます。
とくにポチポチ入力を使ってた人やブラインドタッチができないって人にとっては、革命的スピードに感じられるんじゃないでしょうか。
仮に今までポチポチ入力で1時間かかっていたものが音声入力で10分になったなら、それだけで一日の時間が50分も増えることになります。
滑舌が良くなりそう
今まで手で入力していたものを全部口で入力するわけですから、発声のトレーニングにもなります。
滑舌よく話したほうが正確に音声入力されるので、おのずとハッキリしゃべろうとして滑舌が良くなる効果も期待できるでしょう。
コミュ障改善になりそう
僕レベルのコミュ障になると、リアルの会話の時「どもる」ことや「言葉が出てこない」って場面がけっこう多いんですよ。
いろんな理由があるとは思いますが、そもそもしゃべる回数が少ないから会話の時に使う脳が衰えてるってのが大きいと思うんですよね。
そういう意味では普段から音声入力することで、会話に使う脳を鍛えることができるんじゃないか?って思うんですよ。
まあ専門家とかじゃないんであくまで予想ですけどね。
音声入力のデメリット
今度は逆にデメリット。
外で使えない
外で音声入力ってのはできないこともないですけど、けっこう勇気がいるんじゃないでしょうか。
少なくとも僕は無理っすね。
電話をするフリをしながら音声入力するって技も考えましたが、まあそこまでして音声入力したくもないかな?
っていうか電話のフリしてんのにチラチラ画面見て文字確認してたらやっぱオカシイか。。
音声入力で文字を消すことはできない
間違って入力しちゃったときとか文字を消したいと思うんですけど、音声入力に文字を消すコマンドってないんですよね。
だから間違ったら音声入力モードをいったんやめて普通に文字を消す必要があります。
まあ、そこまで大した手間でもないけどね。
時間制限がある
ボクの使ってるアイフォンの音声入力だと時間制限があって、ある程度時間が経つと勝手に普通の文字入力モードに戻っちゃうんですよね。
といっても、もう一回音声入力ボタン押せばいいだけだけど。。
アプリとかで時間無制限のもあるみたいだけど、どうやら有料っぽいから今のところ使ってないです。
どうやっても認識してくれない単語がある
誰もが使うような単語ならほぼ問題はないのですが、ちょっと難しい固有名詞や新しいワードになると音声が認識できません。
たとえば
- ぴえん→鼻炎
- ぶるっちょさむさむ→ブルちょっと寒寒
- 激おこプンプン丸→激おこぷんぷん。
といったように、新しい言葉だと何度やっても理解してくれませんでした。
音声入力は使える
以上、音声入力がスゲーって話でした。
最後の方に少しだけデメリットも書いたけど、外で使えないのと新しいワードに対応できない以外はそれほど気にならないかな?
とにかくめっちゃ早くて便利だから使ったことない人は使ってみるといいと思うよ^^
ちなみに使い方は下の写真のような普通の文字入力画面でマイクマークのボタンを押すだけ。

あ、iPhoneの場合ね。
アンドロイドは知らん。。
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