先日、ツーリング中に盗難にあいました。
僕の荷物が入ったリュックサックが盗られてしまったのです。
大事なものや高いものも入っていたのでかなりショックでした。
7年ぐらい使っていて、思い出の詰まった大切なリュックだったんですけどね。
では一体どうしてとられてしまったのか。
盗られるまでの経緯を順に話していきますね。
道の駅で休憩
事件が起こったのはあるツーリングの帰り道。
宿泊先のホテルを出て50kmほど走ったぐらいかな?
前日あまり睡眠をとれなかったため、少し眠気を感じてきました。
「そろそろ休憩を取ろうか」
そう考えていると、ちょっと先に道の駅の看板が見えました。
「ちょうどいい、ここで休憩しよう」
一休みして出発! しかし、そこで間抜けな失敗を・・・
道の駅の駐車場に入ると、平日だったためか結構空いていました。
「バイクの上で一眠りするか」
ハンドル側に足をのせ、シート側には背負っていたリュックサックを枕代わりにし、10分ほどあおむけになってバイクの上で寝ていました。
10分ほど横になるとだいぶ疲れは取れました。
エンジンをかけて駐車場を出ます。
・・・
3分ほど走ったところ、あることに気づきました。
「あれ?リュックないじゃん!」
枕代わりにリュックをシート後ろに置いたまま、背負うのを忘れて発進していたのです。
不安定な場所に置いていたので、発進してすぐにリュックは落ちてるはず!
急いで駐車場に戻ります!
駐車場に戻ったらそこにもう荷物はなかった!
駐車場に戻ってみると、落ちているだろう場所にリュックがありません。
「もしかしたら、駐車場で落ちずに走ってる途中で落ちたのか?」
そう思い、駐車場を出てから走った道をゆっくりと探してみます。3往復ぐらいしました。
しかしもちろん見つかりません。
重い荷物が入っていたので、どこかに飛んで行ったという事も考えられません。
道の駅のお店を訪ねてみる
「もしかしたら親切な人が拾って届けてくれたのかもしれない」
そう思い、道の駅の店員さんにリュックの落し物がなかったか尋ねました。
しかし、答えはNO。
4つほどお店があったので全部回ってみたのですが、どこも落し物があったとの情報はありませんでした。
「どうしよう・・・」
人の温かさにも触れる
リュックを枕代わりにしてそのまま忘れる…という間抜けなことをやらかした僕は途方に暮れ、半ば泣きそうになっていました。
と、そこである異変に気が付きます。
なんと、最後に尋ねたお店の店員さんが駐車場で何やら探しているではないか。
よくよくみると、その店にいた3人の店員さんがみな手分けして僕のなくしたリュックを探してくれていたのです。
「近くの警察の電話番号教えてあげるからおいで」
といってくださり、さっそく教えてもらった警察署に電話をかけ、電話上で紛失届を出してもらいました。
見ず知らずの間抜けな男を親身になって心配してくれる、そんな優しい人もいるんだなあと、自暴自棄になりそうだった僕の心はほんの少し救われました。
結局荷物は見つからず、盗難された模様
それから数日が経つも結局警察から連絡はなく、どうやら駐車場に落とした僕のリュックは盗難(置き引き?)されたと考えるしかないようです。
そういえばこの駐車場にはこんな看板があったなあと思い出しました。
置き忘れたといっても僕が駐車場を離れたのはほんの数分です。
そう考えると、もしかしたら車上荒らしの常習犯が張っていたのかもしれません。
僕がリュックを落として駐車場を出た時、
「馬鹿だなあアイツ」
とほくそ笑んでいたことでしょう。
僕がバイクの上で寝ていた時も
「邪魔だなあアイツ」
と思ってずっと見ていたのでしょうか。
なんか気持ち悪いですね。
僕が盗難によって失ったもの
僕が盗難によって失ったものはおもに以下のものですね。
とくにアクションカムは3万円以上したのでかなりショックです。
ぼくのような貧乏人にとって3万ってかなりデカいんですよ(泣)
全部買い戻すのに5万ぐらいかかるかなあ。
ちなみに、財布やスマホはズボンのポケットにいつも入れてるんで、それが盗られなかったのは不幸中の幸いかもしれません。
おわりに
今回のように、車上荒らしや盗みを行う悪人は意外と身近に隠れているみたいです。
リュックサックを枕にしてそのまま置き忘れるぼくも間抜けですが、それでも人の大切なものを勝手に盗むような人間がのうのうと生きていることが僕は許せません。
とはいえ、現に車上荒らしなどの被害は毎日全国で起こっているようなので、みなさんも盗難には気を付けましょう。
また、今回はリュックでしたがバイクそのものを盗まれるケースも全国各地で起こっています。
下の記事では盗難対策グッズを紹介しているのでよかったら参考にしてください。