ネットやバイク動画なんかを見ていると「ヤエー」という言葉をよく目にします。
やえー??・・・なにそれ?って感じの人も多いんではないでしょうか。
そこで今回は「ヤエー」の意味や使用場面、やり方などを紹介していきます。また記事の後半では「ヤエー」はうざいのか?という疑問についても話します。
ヤエーとは
ヤエーとはライダー同士ですれ違った時に手を挙げてあいさつすることです。峠などのツーリングスポットを走るとよく目にしますね。
なぜ「ヤエー」というネーミングかというと、ヤエーの語源は某掲示板である人が英語の「Yeah」(イェー)を間違えて「yaeh」(ヤエー)と書いたのがきっかけだそうです。
ヤエーの意味
さて、ヤエーにはどのような意味があるのでしょうか。
いろんな説がありますが基本的にはとくに何の意味もないただのあいさつですね。登山家同士が山で挨拶するのと同じような感じです。「こんにちは」とか「やあ」とか「うぇーい」とか「ヒャッハー」的なニュアンスですね。
またある一説では「道中気を付けてください」的な安全祈願の意味もあるんだとか。ホントかどうか知らんけど。。
ヤエーのやり方
バイクは右手がアクセルとブレーキになっているので、左手でサインを出すのがオーソドックスなヤエーのやり方です。その時の左手はVサインであったり、パーだったり、グーだったりなんでもありです。
あるいは手を振ってる人も良くいますね。これだと相手からわかりやすいので、気づかずに無視されてしまうという可能性は低くなります。
また、ほかにも右手を挙げたり、中には両手を挙げたりなんてライダーもいます(僕は右手を離すのは怖いので基本左手)。
あと、たまに手を挙げずに会釈だけする人もいますが、これは正直分かりづらいです(笑)何度か無視してしまったことがあるかもしれませんがわざとじゃないので悪しからず。。
こんなヤエーは無視されがち
ヤエーのやり方は人それぞれでけっこう違いがありますが、ここでは無視されがちなヤエーマンの例を3パターン紹介します。
すれ違う直前でヤエー
これは割と多いのですが、お互いがすれ違う直前でヤエーをしてくるヤエーマンがいます。え、このタイミングでヤエーしてくるの?って感じで
これだと、僕のように「相手がヤエーして来たらこっちもヤエーする」というカウンタータイプのヤエーマンはとっさに反応ができず、結果として無視してしまう形になってしまうことが多いです。
こうしたケースを防ぐにはかなり遠くからサインを出してくれたりすると相手からもわかりやすいですね。手をぶんぶん振ってくれる人はとくにわかりやすいです。
カーブの途中でヤエー
カーブの途中でヤエー。これはぶっちゃけ危ないです。。
なんで結果として無視することになってしまいます。
ヤエーなのかよくわからんヤエー
たまにヤエーなのかよくわからんヤエーをしてくるヤエーマン(かどうかもわからん)がいます。よくあるのがヘルメットのこめかみらへんに手を当ててるパターン。
ヤエーなのかヘルメットをさわってるだけなのかわからず、一応こっちもヘルメットのこめかみらへんをさわってみます。結局それがヤエーだったのかヘルメットさわりだったのか今だに解決していません。
ヤエーはうざい?
ネット掲示板などを見ていると中にはヤエーをウザいと思っている人も一定数いるようです。
その理由としては
- 面倒くさい
- 馴れ馴れしい
- ノリが気持ち悪い
- 仲間面すんな
- 自分の世界に入ってるのに邪魔されたくない
- ツーリングスポットに住んでる
などの理由が多いですね。まあ正直わからなくもないかも?でも個人的には別にウザいとまではいかないかな。。僕自身は自分からヤエーはしませんが基本されたら返すようにはしてます。
でも実際にやってみると意外とけっこう気持ちよかったりしますね。とくに車通りの少ない山奥なんかでヤエーされるとホッとすると同時になんかうれしい気分になったり。。あとは疲れてるときや落ち込んでるときなんかにヤエーされると元気が出ますね。
まあでも面倒くさいっていう人の気持ちもわかるし、別に無視するのも全然アリだと思います。
道志みちはヤエーのオンパレード
僕が一番ヤエーされた回数が多いのは神奈川県と山梨県の境目辺りにある道志道というツーリングスポットですね。
道志みちを通るとほぼ毎回少なくとも1回はヤエーされます。多い時は10回ぐらいされたこともあったようなないような…
とにかくヤエーを体験してみたいって人は道志にいけば体験できます。たぶん。
実際のヤエーの動画
実際のヤエー動画がyoutubeにあったので参考までに
まとめ
ヤエーはライダー同士のあいさつです。ほとんどの場合において深い意味はとくにないです。
別に強制じゃないのでやってもやらなくてもどっちでもいいでしょう。うざいから無視するっていうのも自由です。
なにはともあれ安全には気を付けてバイクライフを満喫しましょう。