暑い日が続いていますね。夏になると半袖・半ズボンでバイクに乗っているライダーもちらほら見かけます。
確かにこう暑いと半袖でバイクに乗りたくなる気持ちはわかるのですが、しかし、この「半袖・半ズボン」という格好は実はバイク乗りにとってデメリットしかないのです。
では具体的にどういったデメリットがあるのか解説していきます。
そもそも半袖でバイクに乗るのは違反?
そもそも半袖でバイクに乗ることって違反なんじゃないの?って意見をたま~に耳にしますが法律的には違反ではありません。
教習所などでは半袖・短パンは禁止されているところが多いですが、実際に公道を走る分にはとくに禁止はされていないです。
ただし、違反ではないからと言って半袖、短パンでバイクに乗ることはやはりおすすめしません。
半袖・半ズボンでバイクに乗る6つのデメリット
半袖・半ズボンでバイクに乗ると以下のようなデメリットがあります。
転んだ時に取り返しのつかない怪我をする
一番のデメリットはやはりこれです。
半袖・半ズボンの状態でバイクに乗ると転倒したときに大きなケガをしてしまいます。たとえ10km/hや20km/h程度で転んだとしても、肌が露出している状態だと、想像するものおそろしいようなエグイことになってしまいます。
実は僕もバイクに乗っていて転倒したことがあります。そのときはおそらく50kmぐらい出ていたでしょうか。
僕はバイクに乗るときは常に長袖長ズボンで乗っているのですが、それでも転倒したときは肉がえぐれてかなり大きな傷を負いました。1年以上前にできたその傷は今でも直径3cmほどの大きな傷になっています。
これがもしも半袖・半ズボンだったら皮膚移植?とかになっていたかもしれません。恐ろしいですね。
バイクに乗っていると実は半袖の方が暑い
そもそも夏に半袖を着ている理由って暑いからですよね?
でもバイクの場合、実は半そでの方が暑いんです。というのも、半そでだと直射日光をあびてしまうため、もろに熱が直撃するんですよね。ですが、長袖を着ていると直射日光をあびるのを防いでくれるため、半そでよりも涼しいのです。
たとえば日なたにいるよりも日陰にいるほうがはるかに涼しいじゃないですか?それと同じです。
とくに長袖の中でもバイク乗り用に作られた「メッシュジャケット」というジャケットは風を通しやすい生地でできており、その涼しさは「まるで日陰にいるみたいだ」とよく例えられます。
僕もはじめてメッシュジャケットを着たときはその涼しさに感動し、もはや夏はこれなしではありえないといった感じで毎日着用しています。そしてこれは僕だけではなくメッシュジャケットを着たことのあるライダーのほとんどが同じようなことを口にしています。
試したことのない方はぜひ一度体験してみてください。
ちなみに、下のアイテムは僕も使用しているメッシュジャケットです。バイクウェアにありがちな派手なデザインではなく、街中でも普通になじむデザインになっているのでおすすめです。
ダサい焼け方をする
バイクってもろに日光に当たるからめちゃくちゃ焼けるんですよね。で裸で乗るわけにもいかないですから、そでから上の部分だけ中途半端に焼けてしまいます。
特に半袖&グローブの組み合わせだとすごいダサい焼け方になります。そんでもって焼けた次の日ぐらいからめっちゃ痛いです。
短パンでバイクに乗るとやけどのリスクがある
短パンでバイクに乗ると足がマフラーに触れて大やけどしてしまう危険があります。
また、マフラーでなくても夏は車体自体が熱くなっていますから短パンでバイクに乗るとかえって熱い思いをすることになります。
普通のジーンズなどでもいいですが、メッシュパンツという夏用の涼しいズボンがでているので、夏はこれがおすすめです。
石や虫が飛んできたときにケガをする
バイク走行中には小石や虫が飛んでくるという事が意外とよくあります。
たかが小石と思うかもしれませんが、50km以上のスピードで走っているときに前から小石や虫が飛んできたらちょっと痛いどころじゃ済みません。下手したら出血するほどのけがを負うことになるでしょう。
疲れがたまる
直射日光をもろに浴び続けるというのは実はかなり体力を奪われます。というのも紫外線自体がだるさや疲労感を引き起こす力を持っているからです。また、紫外線はガンなどを引き起こす原因にもなるものなので、健康面からも避けるべきです。
必要以上に体力を奪われないためにも長袖を着て紫外線を防ぎましょう。
まとめ
以上のように半袖半ズボンでバイクに乗ることはデメリットしかありません。危険なのはもちろんですが、涼しさ面でも長袖の方が勝っているのです。
なので夏は長袖、とくにメッシュジャケットでバイクに乗るのがおすすめです。