前回の話で”-12℃まで耐えられる”という国産シュラフ「アルファライト1000EX」を約2万円で購入しました。
まだ本格的な冬というワケではありませんが、試しに使ってみるにはいい時期です。
3大シュラフメーカー「イスカ」のシュラフがどんなものなのか、さっそく試してみることに。。
舞台は朝霧高原のキャンプ場
今回の舞台は静岡県にある朝霧ジャンボリーオートキャンプ場。
季節はまだ10月初旬でしたが、標高800mの高原なので平地より冷え込みます。
当日の気温は最高が19℃、最低は12℃とそこそこ寒い感じ。
まあ「アルファライト1000EX」は‐12℃まで耐えれるはずだから、12℃ぐらい余裕だろう?
長袖のTシャツにジーパンというナメた格好でその日の夜はシュラフに入りました。
・・・
・・・ちょっと寒いな。
さすがにTシャツ一枚じゃ冷えるか?
そう思い、上にモンベルのフリースを着て寝ることに。。
-12℃まで耐えれるんだからこれで余裕っしょ?
翌朝
ブルブル…
寒い!!
予想気温よりもだいぶ温度が下がったのだろうか?
温度計を見てみると…
は?12℃?
商品説明に書いてあった”リミット温度”よりも+24℃も高いんだが?
いくらそこまで着込んでないとはいえ、12℃でもう寒いっておかしいでしょ。
-12℃まで耐えれるって数字はハッタリだったのか?
・・・いや、あれだけ評判の良い3大シュラフメーカー「イスカ」さんに限ってそんなことはあり得ない。
なにかシュラフ以外にきっと原因があるんだ。
シュラフ以外で寒さの原因になるもの…
゚д゚)ハッ!
わかったぞ!
マットだ!!
・・・思えばボクは”マット”というものを完全に軽視してきた。
初めてやったキャンプなんか一枚もマット敷かずにそのままテントの上に寝たからね。
そのとき地面が硬くて寝づらかったから、中華性の3000円ぐらいのエアマット買ったんだけど、それ以外はなにも敷いてない。。
銀マットとかグランドシートなんてもんもモチロン持ってない。
つまり
地面の冷えをマットで遮断できてないと、いくら高いシュラフでも暖かくならない
のではないか?
・・・っていう仮説を立ててみた。
底冷え
寒さの原因はシュラフではなくマットにあると仮定したボクは、グーグル先生でマットについてとことん調べてみることに。。
いろいろ調べてみると、どうやらボクの仮説はほぼ当たってたようです。
今までボクは
- 寒さを防ぐもの=シュラフ
- マット=寝心地をよくするもの
ぐらいに思ってました。
しかしGoogle先生によると、
- 地面からの冷却を防がないと、どんな高級なシュラフを使っても寒さは防げない
- 防寒において、マットはシュラフと同じぐらい重要である
らしい。
どうやらシュラフの効果を最大限に発揮するには、
地面からの冷却「底冷え」の攻略が必須条件のようです。
まとめ
とにかく今回わかったことは、
どんな高級シュラフでも底冷えを防がない限り宝の持ち腐れになる
ってことです。
今回のキャンプで寒かった理由は「アルファライト1000EX」の性能が悪いからではなく、
ちゃんとしたマットを敷いてなかったボクが悪かっただけってワケ(仮説だけど)。
そして、そうすると今度は
「じゃあ底冷えを防ぐためにはどんなマットを使えばいいのさ?」
って話になっていきます。
ちなみに今回の寒さは”マット原因説”のほかにも
- ガリガリ原因説(ボクは身長170cmで体重50㎏というガリガリ体型)
- もう一個上のランクのシュラフ(1300EX)を買えばよかった説
- テントが寒い説(5000円の3シーズンテント)
なども出ましたが、今のところやはりマット原因説が一番有力だと思ってます。
~↓に続く~