前回の記事で紹介したツイッターの新機能「フリート」。
しかし
「フリートの足跡機能はいらない!」
「何で余計な機能つけんの?」
っていう意見がツイッター上ではあふれています。
そしてボクもこれらとまったく同意見で、フリートの足跡機能はいらないと思ってます。
・・・でも待てよ?
なんでこんなデメリットしかないような機能を、わざわざTwitter側はつけたんだろうか?
きっと足跡機能には、ボクが想像つかないようなメリットもあるに違いない…!
・・・ってワケで今回は、フリートの足跡機能のメリットを考えてみました。
フリートに足跡機能がいらないと思う理由
足跡機能のメリットを考える前に、まずはフリートに足跡機能がいらないと思う理由をサッと述べます。
以下がボクが考えるフリートに足跡機能がいらない理由です。
1つ目は見る側として、
2、3つ目は発信側として感じることですね。
とくに3つ目に関しては、そもそものフリート導入の目的が「気軽につぶやけるようにしたい」のであることを考えると、本来の目的と相反する結果を引き起こすことになってしまいます。
フリートの足あと機能のメリットってなんなのさ?
さて、ここからが本題。
フリートの足跡機能のメリットって何なのさって話です。
結論から言うと、足跡機能には以下の3つのメリットが見つかりました。
モチベーションが上がる
今の若い子は知らないかもしれませんが、10年ほど前にmixi(ミクシー)という日記SNSがとても流行っていました。
そのmixiの中でも特徴的だったのが「足跡機能」です。
ところが2011年にmixiは足跡機能を廃止。
そして意外にも当時、足跡機能の廃止にはたくさんの反対意見があったそうです。
その反対の理由の一つがモチベーションの低下。
mixiでは足跡機能のおかげで「自分が書いた日記を誰が見てくれたのか」がすぐにわかりました。
これが日記を書く側にとってはモチベーションに直結し、結果としてmixiの活発化につながっていたそうです。
ところが足跡機能が廃止したことで、日記を書いてもどれだけの人に見られてるのか分からなくなりました。
そして次第に書き手のモチベーションが下がることで、mixiは衰退していったとのこと。
「”いいね機能”でもモチベーションは上がるんじゃないか?」
と思うかもしれませんが、
「ただ見る人の数」と「見て”いいね”を押す人の数」は段違いです。
たとえばボクのこのブログも毎日400回前後のアクセスがありますが、記事に”いいね”を押してくれる人はほぼ0。
たとえ最後まで記事を読んで満足しても、わざわざ”いいね”を押してくれる人はほとんどいないのです。
まあとにかく足跡機能があると書き手のモチベーションが上がるってワケです。
ネットストーカー防止になる
これもmixiの書き手側からの意見ですが、
ネットストーカー防止になる
というメリットが足跡機能にはあるようです。
足跡機能があることで
「こっそり○○さんのSNSをのぞきたい」
という”ネットストーカー的存在”によるのぞきを阻止することができます。
・・・まあこれを逆にデメリットと捉える人も多いんだけどね。。
つながるきっかけになる
昔は自分の日記を見た「足跡」をたどって、そこから友達になることも多かったそうです。
現に足跡機能を廃止したあと、mixi全体での「友人追加リクエスト数」はかなり減ったとのこと。
これがmixi衰退の一因だともいわれています。
まとめ
以上、「足跡機能」の3つのメリットを紹介しました。
もう一回おさらいするとこの3つです↓
- モチベーションが上がる
- ネットストーカー防止になる
- つながるきっかけが増える
足跡機能なんてデメリットしかないと思ってましたが、一応メリットもあったんですね。
ただ、これらのメリットを考慮しても、
やっぱフリートに足跡機能はいらない
と思ってます。
なんでかっていうと、単純に最初のほうに書いた「足跡機能のデメリット」の方が大きいとボクは感じるから。
一応もう一回書いとくけどコレね↓
- 足跡が残ると思うと見るのをためらう
- 足跡が少ないと悲しくなる
- 足跡の数を気にして気軽にフリートできなくなる
ってワケで今回はこれでおしまい。じゃあね。