先日、群馬県にある水上温泉に行ってきました。
冬の時期なので今回はバイクではなく電車旅です。
新宿から水上へ電車で行くのだ
今回は東京都新宿駅からから群馬県水上駅まで電車を使いました。
新宿からは、みなかみまで直通の高速バス「みなかみ温泉号」も出ていて一見するとこっちの方が楽そうです。
ですがよくよく見ると出発時間が「9:45」、到着時間が「13:10」とけっこう早い時間帯になっています(みなかみ温泉号はこの時間の一本しか走ってない!)
この時間だと
- 新宿に行くまでに通勤ラッシュに巻き込まれる
- 到着が早すぎる(ホテルのチェックインが14:00から)
- 朝早起きするのがめんどい
という3つの理由から今回は電車を選択しました。
電車で「湘南新宿ライン」をつかうと、乗り換えは籠原・高崎での2回だけ(時間帯によっては高崎での1回で済みます)
ボクが行った日は、時間にして3時間21分で着きました。
ちなみに高速バス(水上温泉号)と料金を比較するとこんな感じ↓
交通手段 | 往復料金 |
---|---|
高速バス | 5600円 |
電車 | 6160円 |
電車の方が若干高くなりますね。
高速バスは片道だと3400円かかりますが、往復で買うと5600円(実質片道2800円)とお得な料金で切符が買えます。
新宿から湘南新宿ラインを使うぜ
この湘南新宿ラインですが、走っている本数が少なく、高崎方面へは30分に一度ぐらいしか出ていないので前もって下調べが必要です。
高崎へそのまま乗り換えなしで行けることもあるのですが、今回は時間帯が合わなかったため、籠原で高崎行きに乗り換える「籠原行き」の電車に乗ります。
新宿からこの湘南ライン「籠原行き」に乗るには4番ホームへ。
新宿と言えばめっちゃごちゃごちゃしていて何度も迷ったことのある駅ですが、上の案内標識(?)を見ながら進むと今回は迷わずすんなりといけました。
事前の下調べの結果だと、前方3車両が空いてるとのことなので(新宿駅の階段から遠いため)、ホームの前方まで歩いていきます。
今回僕が乗る列車は15両編成。4,5号車はグリーン車(有料)となっています。
そういえばグリーン車って人生で一度も乗ったことない気がする。。

10時51分、電車が新宿に到着。
1、2号車はどうやらボックスシート(4つ向かい合わせの席)のようなので、3号車に乗ることに。
ボックスシートって嫌いなのよね。。
平日の昼間ということで車内はけっこうガラガラ(朝は鬼のように混むらしい。。)
シートのはじっこの席に座ってまったり電車旅を楽しみます。

電車内でマフラーをしていると20分ほどで首が痛くなってきました。
電車に乗ったらすぐ外しておくのが無難っぽい…
電車内ではTwitterをチェックしたり、本を読んだりしながら過ごしました。
本はこういった時に読むと集中して読めますね。。
何の本読んでたかは聴かないでね。
籠原で高崎行へ乗り換え
乗車してから1時間13分。籠原へ到着です。
ここで注意したいのが、籠原到着から次の高崎行へ乗り換えるには一度エスカレーターを上がって反対側のホームに行く必要があります。
そしてその時間がなんと4分だけ。
え?4分??
ゆっくり歩いていると最悪乗り遅れてしまうので速足で歩きます。
エスカレーターはけっこう後ろの方(たぶん8~10号車あたりかな?)にあったので3号車に乗った僕はしばらく歩くことに。。
周りのみんなも高崎に行く人が多いのでしょう。速足や駆け足の人が多いです。
これ歩くの遅いおじいさんとか絶対無理ゲーじゃん…
速足で歩いたおかげで少し余裕をもって反対側ホームに到着。
こちらも前方寄りの車両が空いているようなのでふたたび3号車まで歩いていきました。
今度の車両は10両編成のため、さっきよりもやや混んでいます。
といっても座れないということはなくまだまだ余裕のよっちゃんで座れました。
高崎から水上へ
12時41分、高崎到着。
階段を上り5番ホームに行きます。
ホームに到着するとすでに水上行の電車は到着していました。
どうやら発車まで20分ほど車内で座って待てるようです。
例によって車内はガラガラ。
…と、向かいにちょっと僕のタイプの子が座りました。
(あの子も水上に行くのかな?)
(ひょっとして同じホテルだったりして…)
とかなんとか考えているうちに向かいに座った子を好きになってました発車時間が近づくにつれ席はほとんど埋まっていきました。
13時03分、高崎を出発。
再びさっきの本の続きを読みます。
・・・首が痛いっす
30分後、渋川駅でほとんどの乗客が降車。
そして残念ながら向かいに座ったタイプの子も降車。
めっちゃ短い恋が終りました
残った乗客はほぼみんな水上へ行くっぽいです。
この辺りから尻やら足やらも痛くなってきます。
あ、ちなみにこの水上行きの電車なんですけど…
13:03の次に来るのが16:30となっていて、乗り損ねたら号泣不可避なので注意です。
みなかみ到着・・・雪が・・・

ようやく水上に到着しました。
みなかみといえば冬は大量の雪が降ることで有名な場所。
今回は「雪見温泉」がしたくてこの地へやってきました。
ところが

なんじゃこりゃ
ご覧の通り雪は一切ありません。
今年の雪不足はかなり深刻なようです。
駅を出てちょっと右の方へ歩くとSLが停まっています。
平日なのでほかに人がおらずいろんな角度から写真が撮り放題。
自撮り三脚を立ててこんな感じで写真撮りまくってたら、いつの間にやら周りに2人組の女子大生っぽい女の子が。
一人でポーズとって自撮りしまくってるところを見られてたっぽいです、恥ずかしい。。
水上館に行くのだ
駅の方へふたたび戻り、宿泊先の「水上館」へ向かいます。
水上館へは徒歩約10分。
道は基本まっすぐなので迷うこともないと思います。


途中、壊れた橋や

廃墟(?)が並びます。
人は全然歩いていません。ちょっと怖いっス
温泉街。

温泉街と言っても草津などとは違い、人がめちゃくちゃ少ないです。
すれ違う人もほとんどいません。平日だからかな?

旅館から一番近いコンビニです。旅館からは歩いて10分ぐらい。
ぼくの旅行定番セット「ファミチキ」&「ジャンボフランク」を購入。
今夜の晩メシです^^
元の道に戻り少し歩くと左手に「鈴木屋」と書いた店があります。

ここを左に曲がってまっすぐ歩きます。

まっすぐ行くと途中で左側に小さな公園があります。

足湯もあるのだ

さっきの道に戻り

突き当りを左に行くと踏切が見えます。

踏切を渡って坂を上ります。

坂を上って振り返ればもう水上館は目の前。やっと到着です。

時間は計ってなかったけど、たぶん駅からまっすぐ向かったら10分ちょいぐらいだと思います。
水上館に宿泊だぜ
フロントへ向かいます。

予約してた柴崎です
というと、紙を渡されそれに名前だけ記入。
料金は事前に楽天トラベルからクレジットで払ってあります。
簡単に旅館の説明をしてもらったあとカギをもらい、本日宿泊する部屋へ向かいます。
あ、スタッフさんの感じはgoodでした^^
部屋に到着。
畳におもいっきり寝っ転がり
「ふーっ」
とため息をつきます。
旅の疲労や緊張が一気に解放される最高の瞬間です。
室内は畳の部屋。
古さは感じますが掃除はしっかりされていたので不快感はありませんでした。
部屋は暖房が効いていてあたたかい。

今回僕が利用したのはエコプランという格安素泊まりプラン。
安い代わりにタオルや歯ブラシは持参してくださいというプランです。
とはいえ、テレビ、暖房、冷蔵庫、ハンガー、ティッシュなど必要なものは大体おいてありました。あとトイレと洗面所にはペーパータオルがあったので地味にありがたい。
基本的には歯ブラシとタオルだけ持って行けばよさそうです。
シャンプーやボディソープは大浴場にあったけど部屋の風呂についてたかどうかは見るの忘れました。まあでも温泉旅館なんだから大浴場の温泉に入るよね?
この日はさっき買ったファミチキとジャンボフランクが夕飯。
そのあとはテレビをみたり、明日行きたい場所をグーグルマップで調べたり、twitterチェックなんかをしてたらあっという間に寝る時間になりました。
ってわけで就寝。。
水上館の温泉で雪を見てきた
朝6:00起床。
朝起きると昨日とは一変。辺りは雪でいっぱいになっていました。

6:00に起床というと、朝早いように感じるかもしれませんがこれには理由があります。
そう、朝一で温泉(大浴場)に行くのが目的です。
この時間帯が一番空いてておすすめなんですよね。
エレベーターに乗って大浴場へ向かうと案の定、客は僕一人。
水上館の温泉をひとり占めできました!
ちなみに水上館の温泉は全部で15種類の湯船が楽しめます。
この内3つは予約貸し切り制なので普通に使えるのは12種類ですね。
そしてこの12種類の湯船は3つのフロアに分かれていて、時間帯によって男女入れ替えになっています。↓がその時間割
時間帯 | 牧水の湯 | 水晶風呂 | 奥利根八湯 |
---|---|---|---|
13:00~19:00 | 女 | 男 | 女 |
19:30~1:00 | 男 | 女 | 女(24:00まで) |
5:00~10:00 | 男 | 女 | 男 |
※僕が行った時の時間割です。日によって違うかもしれません。
僕が行ったのは「奥利根八湯」という8種類の湯船が楽しめるフロア。
ぶっちゃけ露天風呂と岩風呂、ジャグジー風呂以外はどういう違いがあるのかよくわかんなかったです(笑)
でもこれだけ湯船がたくさんあれば他に客がいても同じ湯舟に入らなくて済みそうなところはいいですね。
そして目的だった「雪見温泉」は満喫できました。
いや~最高でしたよ♪

↑の写真は旅館近くの橋から撮った写真。
温泉からはだいたいこんな雰囲気の光景が見えました。
さすがに温泉内にカメラ持ってくわけにもいかないのであくまでイメージね。。
「牧水の湯」や「水晶風呂」も行ってみたかったのですがフロアが別なのでめんどくさくて結局行きませんでしたw
さすがに一回服着てからまたほかのフロアに行ってもう一度温泉入るのはしんどいです。
前日の夜に行っておけばよかったな。。
5Fにはアイスの自販機がありました。
クーリッシュやハーゲンダッツが置いてありましたよ。

温泉上がりにこんなもん売ってたら絶対買っちゃうよね。。
水上館をチェックアウト
9:30、部屋を出ます。
入湯税150円を払い退館。
いつも思うのだけど最初から入湯税も宿泊料金に組み込んでおいてほしいな。
・・・まあ150円だから別にいいんだけどさ。。
外に出ると一面雪景色。
来たときとの違いは一目瞭然です。
雪国で有名な群馬県水上。にもかかわらず昨日時点では雪が全く見当たらない状態。ちなみに左が昨日の写真。
昨晩の雪でガラッと景色が変わりました☃️
とはいえ例年と比べるとまだまだ全然少ないみたいです。。 pic.twitter.com/ZDgQdgVGV5— シバショー (@shibasho0) January 28, 2020
うんうん、この景色が見たかったのよ。
雪が見れてよかったよかった。。
すぐ近くにはちいさな公園があって無料で勝手に足湯ができます。
そのまま帰るのもアレだからちょっと寄り道してひとりで雪遊びしたりしながら帰りました。

目出し帽をかぶってひとりで雪遊びしている姿はまさに変質者そのもの。
おしまい